上海市:裁判官が弁護士の弁護を妨害
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  【明慧日本2013年1月25日】上海市に在住の法輪功修煉者・袁洪英さん(59歳女性)は、1997年に法輪功を学び始め、患っていた多種の病気が全快した。しかし、法輪功を修煉しているという理由で、2003年に労働教養2年を宣告され、毎日奴隷ように14時間以上の重労働をさせられていた。

 昨年5月9日、袁さんは同市虹口区広中路派出所の警官らに自宅で不当連行され(4回目)、虹口区刑務所に拘禁された。その場にいた袁さんの義理の姉は驚いて、血圧が上昇し、冠状動脈性心疾患が発症した。袁さんの夫も警官らに嫌がらせをされて、心臓病が再発した。

 袁さんの娘は公安局などに行き、母親を釈放するよう求めたが、警官らは応じなかった。袁さんのことが明慧ネットに掲載された後、袁さんの息子は警官らに脅された。

 袁さんが不当に連行された後、家族は何度も面会を要求したが拒否された。最初の頃、弁護士だけは面会が許されたが、今では、弁護士でさえ袁さんと面会できなくなった。弁護士が最後に袁さんと会ったとき、袁さんの話によると、血圧が上昇し、歯も抜けそうで、食事も満足にとれないとのことだった。

 国保(国家安全保衛)大隊の関係者は、「袁さんが他の法輪功修煉者の名前を言わないので、少なくとも3年半以上の刑期が言い渡される」と言った。さらに、警官らは袁さんの家族に弁護士の介入を止めるように脅した。

 昨年10月19日午前10時、同市虹口区裁判所で、袁さんに対する裁判が開廷され、傍聴者は3人だけだと言われたという。検察官は捏造した証拠を読み上げ、物証の提示もなく、出廷する証人もいなかった。弁護士が袁さんの弁護をしている時、裁判官は何度も妨害した。結局、袁さんは懲役3年6カ月の不当判決を宣告された。袁さんは判決に不服があるとして上告したが、同市第二中級裁判所は原審を維持した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/11/267678.html)
 
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