広東省:母親が不当連行され 乳児が置き去り
【明慧日本2013年1月26日】広東省珠海市の陳小軍さん宅に昨年11月10日深夜2時頃、20数人の警官が陳さんの家に突入した。警官は「車をぶつけた」などと陳さんに嘘を言い、ドアを開けさせ、捕まえようとした。
そして、陳さんだけでなく、妻の劉偉花さんと家に泊まっていた友人の劉愛華さん(58) も強制連行された。また、自動車やパソコン、十数万元の現金など、多くの家財を没収され、大きな被害が出た。連行後、家には1歳にもならない乳児が一人で置き去られたという。今回の迫害は逮捕状も捜査令状もまったくなく、政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)、公安局、610弁公室が関わったものと見られている。
法輪功修煉者の愛華さんは湖南省邵陽市の出身、地元での迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされていた。今回を含めて8回も不当に連行され、拘禁された。上記の被害者3人は、いずれも法輪功を学んでいるという理由で長い間迫害を受けている。
2011年8月20日朝、愛華さんは出産したばかりの娘を連れて病院に出かけた時、警官に捕まった。3日後、家族は、当局に労働教養処分を言い渡された愛華さんの状況を知り、この判決を承認するための書類に署名するよう強いられた。
現在、陳さんと愛華さんは珠海市第一留置場で拘禁されており、偉花さんは保釈された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)