山東省:中共が容赦なく高齢者を迫害
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 【明慧日本2013年1月26日】山東省文登市の韓書加さん(74歳男性)は15歳から疥癬(かいせん、ダニによる皮膚感染症)を患い、その後、座骨神経痛・心拍異常・慢性胃腸炎・骨折・各種の持病が発症したことで、日々死ぬほど苦しんでいた。そして、法輪功の「真・善・忍」の信条にしたがって修煉を精進するにつれ、健康も日に日に回復してきた。

 2001年1月1日、韓さんは妻と共に、北京の天安門広場で横断幕を掲げ、法輪功への迫害停止を訴えた。そのことを理由に、当時、勤めていた会社は当局と連携して、韓さんを沛県留置場構内の洗脳班に送り込んだ。拘留中、1年の労働教養処分を科され、執行猶予として家に戻ることができたものの、それ以来、610弁公室や地元役人、警官から嫌がらせされる日々となっていた。

 2004年11月26日、韓さんは自宅で家宅侵入の不審者らに家を荒らし回られ、電化製品などたくさんの家財を脅し取られた。連行後、3ヵ月近く家に帰らず、ずっと山東省王村洗脳班で拘禁されていた。その後、釈放条件に3万元恐喝され、家へ帰された。

 2007年2月頃、韓さんは法輪功の良いところを書いた紙を、町で壁などに貼り付けていたときに駆けつけた警官に捕まった。派出所で韓さんは全身が動けないよう鉄製の椅子に縛られ、冬に一晩中、冷風にさらされた。翌日、秘密の場所であるホテルで狂暴な尋問を受けた。そして、集団暴行で地面に倒れた韓さんは背中や顔、下半身を足で強く踏みつけられ、ひどい暴行を加えられた。

 それ以降、韓さんは25日間にわたって拘禁され、沛県留置場・徐州拘留場・東海刑務所・三河尖刑務所・江蘇省塩城刑務所へ送り込まれ、数カ所の施設で迫害を受けた。

 2008年3月頃、韓さんは自宅で家宅捜索を強いられた後、不当に連行された。15日の勾留を経て、釈放された。

 2010年4月4日午後、韓さんは法輪功の資料を人々に配布した際、悪意を持った人に通報された。そのため、懲役3年の不当判決を受けた。そして、江蘇省洪澤湖刑務所へ移され、不当に拘禁された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/20/267989.html)
 
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