遼寧省:信念を貫く元教師が不当判決に直面
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  【明慧日本2013年1月27日】遼寧省の新民市裁判所で今月9日、瀋陽市在住の元教師・曹陽さん (36)に対して、偽の証拠のもとで裁判が開かれた。正義ある弁護士の弁論の前で、裁判長はしどろもどろとなり、早々に閉廷を宣告したという。

 曹さんは、警察に没収されたDVDや資料を犯罪の証拠物として罪を問われた。弁護士は「被告人は警官らに家宅に不法侵入され、令状の提示もなく家財を没収された。これらの物は私有財産だ」と主張した。また「裁判長は警察と結託して被告人に罪を着せるため、事実を無視している。不当尋問のもと 、これらの物品を犯罪の証拠物として、被告人に署名を強要した。そのため、これらをもとに告訴した裁判は不法である」と指摘した。

 一方で裁判長は、偽の証言を採用したが、弁護士に対しては、法廷の場で証言を行う要求を拒否した。そして、曹さんがかつて不当判決を下されたこと、曹さんが署名した詳細不明な書類、偽の証拠、各種の事実無根の事例などをもって、曹さんは不当判決を企てられた。

 1999年7.20法輪功の弾圧が始まってから、曹さん一家はこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように公安局や610弁公室による嫌がらせ・拘禁・労働教養などの迫害を受けてきた。

 2001年5月2日、曹さんと両親は強制連行に遭った。曹さんの両親は労働教養を科された。その後、曹さんは鉄西区留置場で不当に拘禁され、1年後、懲役7年の不当判決を宣告された。遼陽燈塔鏵子刑務所で、曹さんは日々10時間以上辛い労働を強いられ、独房に監禁され、ずっと手足に枷をかけられていた。そして3年の刑期を不当に延長され、大連市の南関嶺刑務所へ移された。

 去年8月28日、曹さんは再び警察に捕まり、無実ながらも留置場へ収容された。そのため、曹さんは新婚の妻と生まれたばかりの子供とは、離れ離れの時間のほうが一緒にいる時間よりも長かった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/11/267673.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/1/26/137245.html)
 
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