チベット:法輪功修煉者3人 当局に拘束され不当判決に直面
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 【明慧日本2013年2月19日】中共(中国共産党)当局に懲役14年の判決を言い渡されたチベットの法輪功修煉者・趙隆志さん(30歳男性)、羅娜さん(30歳女性)夫婦と趙紅さんは、2006年1月30日から不法に拘禁されている。羅娜さんは迫害に抗議するため、数回にわたって断食をしたが、その結果、灌食の拷問を受けて健康状態が極めて悪化した。

 趙隆志さんは地元の曲水県・聶当郷刑務所に拘禁され、長期にわたる迫害によって、心身ともにダメージを受け、歯はガタガタになり、食事することさえも困難となった。一方、羅娜さんと趙紅さんはラサ市北郊自治区刑務所に拘禁されている。


趙隆志さん


羅娜さんと子ども

 趙隆志さんと羅娜さんの子どもはもう9歳になったが、親に会ったことはなく、親の顔も覚えていない。祖父母に「どうしてお母さん、お父さんはは帰って来ないの?」と聞き続けている。

 趙隆志さん夫婦はチベット納金電気工場の職員である。2000年6月、北京で陳情をした際、天安門広場で殴打された。趙さんの前歯はその場で抜け落ちた。また、2年の労働教養を科され、ラサ労働教養所で迫害された。釈放後も、職場で監視され、休みなく働かされた。

 2006年1月31日、地元の公安や610弁公室の関係者は趙さんの家財を没収し、夫婦を逮捕した。家族との面会も禁止した。同年10月、当局は2人に懲役14年の重刑を下した。

 趙紅さんも2006年に不当に連行された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/24/268141.html)
 
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