【明慧日本2013年2月13日】河北省女子労働教養所は2007年に建てられた。2008年の北京オリンピックに間に合わせるように建てられ、北京オリ ンピック前に多くの法輪功修煉者と中共(中国共産党)と異見を持つ人々を強制連行して監禁した。2008年だけでも500人の法輪功修煉者を連行して監禁した。
労働教養所の警官のボーナスは、ここで監禁されている人達に過酷な労働を強制して働かせて得た収入でほとんど補っていた。週に6日から6日半働かせて、半日の休みもほとんど洗濯や掃除で忙しく、年中休みはないと言ってよい。暑い夏でもシャワーを使わせない。非常に過酷な環境で働かせる。それだけではなく、警官らは法輪功修煉者たちに対して日常的に暴力・暴言を加える。
以前、ここには四つの隊があったが、今は三つしか残っていない。一隊は法輪功修煉者たちが中共の命令・転向・労働に応じず、すべてを拒否し続けたため、崩壊となった。
二隊と三隊はタオルを包む仕事をさせている。「秦老大」というバスタオルを包む。四隊の仕事は最も過酷である。主に、石家荘裕華区にある金環包装有限会社のために働かせる。輸出するために薬の瓶の蓋を作らせる。ゴムの蓋をアルミ製の蓋に差し込む仕事だが、一人毎日1万個を作り上げないといけない。できない場合は寝かせず、食事抜きで働かせる。昼休みも無しで、また夕食後も1時間半働かせる。
他の一般受刑者の中に麻薬常習犯や性犯罪者が多くいる。多くは伝染病に罹っている。肝炎まで持っている。しかし、仕事量は同じで、病気の治療も許さない。 ここでの製品は、こうした非常に汚い環境で、そして伝染病を持つ人達が多く含まれているが、手洗いなしで薬の瓶の蓋を作っている。
他には、河北省の石家荘・潤石珠宝飾品有限会社に様々な装飾品・ネックレスなどを生産している。輸出用としてDIY製造に使う品もある。この会社は河北省女子労働教養所に多くの仕事を発注している。彼らは品物を輸出して利益を得ているという。
それ以外に、農作業の仕事を強制し、様々な野菜を生産させている。