【明慧日本2013年2月21日】湖北省武漢市に在住の法輪功修煉者・祝春梅さん、陳歓さん、毛華さんの3人は今月6日、仙桃(せんとう)市紫荊村へ行き、迫害により殺害された法輪功修煉者・王玉潔さん(24歳女性)の家族を訪れた。それと同時に、法輪功の真相を知らない地元住民に、王さんが迫害されて死亡した詳細内容や、中共(中国共産党)当局の法輪功に対する迫害の実態を暴いた。しかし3人は、迫害の実態を知らない悪意を持った人に密告され、仙桃市毛嘴派出所の警官に一斉逮捕された。現在、3人は仙桃刑務所に拘禁されているという。
2010年年3月11日、武漢市でアルバイトをしていた仙桃市出身の王さんは、法輪功の修煉を止めないという理由で、同市満春派出所の警官に不当連行され、第一刑務所に移送された。その15日後、江漢(こうかん)区二道棚洗脳班まで連行され、そこで秘密裏に労働教養1年を宣告された。
2010年4月2日、王さんは同市何湾労働教養所6大隊で拷問迫害を受け、日夜を問わず24時間立たされた。さらに、スタンガンを持って鉄製の手錠をはめ、鈍器で叩かれたり、殴られたりした。
夏の暑い日、王さんは高温の環境下で熱風にさらされた。王さんは汗をダラダラと流し、気絶することもあった。そのほか、誰とも話させず、24時間体制で行動を制限され監視されていた。
2011年3月11日、王さんは湖北省洗脳班に拘禁され、2カ月間の洗脳による迫害を受けた。その間、多種の残酷な拷問を加えられた。その後遺症は、強烈な頭痛をはじめ、全身に激痛が走り、頻繁に嘔吐していた。この状態は4カ月間も続き、症状は一向に緩和せず、さらに痙攣(けいれん)、痺れ、痛みに襲われ、ますます症状が深刻になった。王さんは長い間、拷問による後遺症の痛みに泣いては耐え、苦しんだあげくに失明した。
2011年9月3日午前、王さんは長きにわたる後遺症の痛みで、心身共に疲れ果て、無念な思いを晴らせないまま死亡した。享年わずか24歳であった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)