【明慧日本2013年2月22日】雲南省宜良県(ぎりょうけん)の法輪功修煉者・王進仙さん(56歳女性)は昨年4月9日、古城鎮の市場で警察に 連行された。
警察は拘留証明書もないままに、王さんを県留置場に拘禁し、1カ月後に逮捕状を出した。拘禁中、家族との面会は許されなかった。
先月30日、王さんの夫は「王進仙に懲役3年の判決を言い渡した」という電話を受けたが、裁判がいつ、どこで行われたのか、判決書がどこにあるのかも教えてもらえなかった。
王さんは今月1日、刑務所に送られたという。
その後、王さんの娘は母親に会って、秘密裏の裁判や判決のことなどを聞きたいと思ったが、刑務所側に入所後3カ月未満は面会できないと断られた。
王さんは宜良県南門山の安い賃貸住宅・南馨園団地に住み、県の百貨店に勤めていた。1997年、王さんは法輪功を学び始めた。
しかし、2年後の1999年7.20から、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。王さんは法輪功の修煉を堅持したため、これまで何度か洗脳班や刑務所に拘禁されるなどの迫害を受けてきた。
2007年、王さんは人々に法輪功が迫害されている真相を伝えたため、警官が自宅へ不当に侵入し、家にあった法輪功のチラシ、プリンタ、千元あまりの現金などを没収した。王さん本人も連行され、県留置場に数カ月間拘禁された後、秘密裏に懲役4年の実刑判決を宣告され、雲南省第二刑務所に移送された。王さんは家族との面会を許されなかった。
県留置場に拘禁された時、王さんは没収された私財リストへの署名を拒否したため、所持金を全部没収された。お金がなくなった王さんは留置場で布団や着替え、トイレットペーパーさえも買えず、家族が送ることも許されず、とても辛い状況で過ごした。懲役4年の実刑判決を下されてすぐに王さんは 控訴状を書いたが、留置場側にひそかに止められたという。
省第二刑務所で王さんは受刑者2人によって24時間監視され、刑務所の規則を書き写したり、法輪功への誹謗中傷のビデオを見ることを強いられたりした。また、小さい椅子に長時間座らされる拷問や、奴隷のような過酷な労働も強制された。
610弁公室は夫を呼び出し、「王進仙が出所した後、法輪功の真相を伝えない」という保証書を書くようにと強制したが、夫に断られた。 2011年4月、王さんが釈放される直前、県
王さんが釈放された後、警官は度々、王さんの自宅に行ったり、電話をかけたり、さまざまな嫌がらせをして、精神鑑定も強制したという。
昨年4月9日、王さんは再び警察に身柄を拘束され、現在、刑務所で迫害を受けているという。