北京市:労働教養所から病院に搬送された法輪功修煉者が消息不明
【明慧日本2013年2月24日】北京市に在住の法輪功修煉者・李群さん(50代女性)は、子供が同市大興区で人とトラブルを起こした問題を解決するため、現地に駆けつけたが、当事者は李さんが法輪功を学んでいることを知って、警察に通報した。そのため、李さんは警官に不当連行され、労働教養処分を宣告されて市女子労働教養所4大隊に拘禁された。
教養所で李さんは長時間、同じ姿勢で椅子を持たされる体罰を受けた。その迫害に抗議をした李さんは、警官に殴打されたが、李さんは断食して抗議した。そのため、警官は李さんを独房に拘禁し、両足を揃えて両手を膝の上に置き、上半身は直立不動の姿勢で小さな椅子に座らせた。李さんは目を閉じることも、トイレに行くことも許されなかった。
断食した李さんは10カ月間、毎日、4大隊の警官に灌食された。その途中、李さんはいつも警官に皮靴で蹴られたり、スタンガンで電気ショックを加えられたりしていた。
李さんの家族は李さんが受けた迫害事実を知り、関係部門に行って訴えた。そして、検察院の関係者が教養所の調査を行った。4大隊の警官は調査を妨害したり、嘘をついたりしていたが、ある人が検察院の調査員に真実を言ったため、李さんに暴力を振るった警官は処分を受けた。
その後、李さんは4大隊から2大隊に移された。李さんは2大隊で毎日、警官に灌食された。ある日、李さんは病院に搬送されたが、その後から消息不明となっている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)