広東省梅県裁判所の法廷で弁護士が法輪功を弁護
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 【明慧日本2013年2月25日】広東省の梅県新城行政区裁判所は2013年1月29日午前、梅県検察院・公安局と結託して法輪功修煉者の卜偉泉さん・楊莉霞さん・黄銀英さん・及び曾垣涛さんに不法な審議を行った。目的は冤罪を被せ迫害するためである。

 しかし、北京から来た弁護士は、法に基づいて黄銀英さんのために無罪を主張し弁護を行った。駆けつけた法輪功修煉者たちの家族や一般人など百数名が傍聴席に座り、裁判の行方を見守った。

 弁護士が法輪功修煉者のために無罪弁護をするのは梅州にとって初めてのこと。今まで中共(中国共産党)の裁判所(中国では裁判所は党に従属する)は、独裁政権を弁護して法輪功修煉者が弁護士に依頼することを許さなかった。

 1月29日午前8時頃、人々は次々と裁判所のビルに入って行った。しかし、法輪功に対して不法な迫害を続けている中共は警官を動員し、法廷に入る人に対して厳しいチェックを行った。身分証明書を提示させ、名前を記録した。身分証明書を持っていなかった20数名の市民は入れなかった。

 9時になると法廷で審議が始まった。呉と名乗る主席裁判官が傍聴者に対して「録音しては駄目だ」と命令した。しかし裁判所側は傍聴席に座る人々を一人ずつ全て録画していた。

 弁護士は「(当局の)邪教組織が法律に違反し、秩序を破壊したという論点に法律的根拠はない。法輪功は人々に『真・善・忍』を教える思想的な信仰範囲のものであり、邪教ではない。邪教という当局の認定に根拠がない。(中国の)法律では人々に信仰の自由を認めている。彼らは思想の信仰だけを求めている。法律に違反していない。当事者の黄銀英さんは真・善・忍で自分に要求し、より良い人になろうとしただけで、公安部の言う邪教組織に当てはまらない。法輪功は邪教組織ではない。黄銀英さんは何の法律も破壊していない」と力強く弁護した。

 また、弁護士は法律を基づいて彼ら(裁判所・検察院側)の証拠に多くの瑕疵、事実と合わない問題点があることを指摘した。例えば、公安と検察院は黄銀英さんのパソコンに法輪功に関する資料があったと指摘した。それらの証明は必ず、省レベルの専門機関で検定を行い、証明書を提示しなければならないが、彼らは何の証拠も裏付けもなく、結論ありきで罪の証拠と言っている。

 弁護士の強力な弁論の前で、中共の裁判官・検察官・公安は何も反論することができず、証拠も提示できなかった。また、法輪功修煉者の卜偉泉さん・楊莉霞さん・黄銀英さん、曾垣涛さんたちも、自分のために無罪弁護を行った。自分が健康になるために法輪功の修煉をやっているだけで、他の目的は全くなく、留置所に監禁されている間に迫害され何回も意識を失ったことを訴えた。

 何の罪を下すことが出来なかった裁判官は裁判を中止し、改めて別の日に再会すると命令を下した。

 法廷から出て来た市民は口々に「正義のある弁護士は素晴らしい!」「 法輪功には本当に罪はない」「修煉者たちは冤罪だ」とお互いに議論していた。「『真・善・忍』を修煉することを法律違反とするのはおかしい」とみんなで話し合った。「中共の裁判所は恥を知らない」という人までいた。

 50歳の卜偉泉さんは梅州市建築会社の社長である。妻の楊莉霞さんは主婦である。黄銀英さんは60歳で建築設計事務所の職員。彼らは法輪功を修煉してから、仕事に今まで以上に真面目であり、いつも自分より他人の利益を考えるようになっていた。曾垣涛さんは会社員で50歳。

 2012年11月4日の午後、卜偉泉さん、楊莉霞さん、黄銀英さん、曾垣涛さんたちは、梅州興寧市内で不当に連行された。卜偉泉さんの車も当時現場で押収された。夜、警察らは彼らの自宅を家宅捜査し、現金・パソコン・書籍・携帯電話など個人財産を押収した。捜査状の提示はなかった。

 曾垣涛さんの息子は父との面会を求めたが拒否された。また妻は、夫が長期にわたって迫害されたことにより精神的に不安になり曾さんと離婚した。

 2012年12月8日、梅県裁判所は根拠なく卜偉泉さん、楊莉霞さん、黄銀英さん、曾垣涛さんに逮捕状を発行した。卜偉泉さんの親戚はこの不法行為に抗議し、逮捕状にサインをしなかった。

 現在、卜偉泉さん、黄銀英さん、曾垣涛さんは梅県の留置所に監禁され迫害を受けている。楊莉霞さんは他の留置所に監禁されている。黄銀英さんの家族だけが一回だけ面会することができたが、他の家族は面会を拒否されたままである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/1/268464.html)
 
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