吉林省:夫妻は不当拘禁 9歳の娘は孤児院へ送られる
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 【明慧日本2013年3月15日】遼源市の法輪功修煉者・孫立平(女性)さんは、去年7月1日に拘束され、11月27日に懲役5年の不当判決を受けた。裁判長は法廷で、修煉者13人に対して被告人の答弁を許さなかった上、弁護士が当局に協力したため、孫さんを含めて5人が不当判決を受けた。

 孫さんが連行された日、遼源市では修煉者に対する大規模逮捕が行われた。被害者は少なくとも14人に上っている。孫さんは9歳の娘と共に、自宅から公安局まで連行された。

 娘と隔離された孫さんは公安局に監禁されている間、暴力的な尋問を受け、他の修煉者などの情報を供述するよう強要され、トラの椅子と呼ばれる拷問器具に座らされた。その間、警官は孫さんが黙秘を続けていたことに腹を立て、ぺットボトルで顔面を殴り、胸も殴り、頭を鉄線で鞭打ちにした。その上、孫さんは大量な水を強制的に注入されて窒息し、あやうく死ぬところだった。また、孫さんの娘は母親(孫さん)が尋問で黙秘したことの腹いせとして、警察によって孤児院へ送られた。

 孫さんの夫・李鉄英さんは一昨年11月7日、遼源市西安区裁判所で不公平な裁判を受けた。李さんは修煉者としての矜持から、審問で偽りの内容が書かれた書類への署名を拒否した。現在、李さんは石鈴子刑務所に拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/2/270537.html)
 
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