遼寧省:元女性教師が不当に拘禁され行方不明
【明慧日本2013年3月22日】遼寧省大連市に在住の元教師である、法輪功修煉者・劉霞さん(女性)は今年3月4日、広州市で突然、行方不明になった。6日後、家族は劉さんが天河公安支局刑務所に拘禁されていると知らされた。
以下は、これまで劉さんが中共(中国共産党)当局より受けた迫害状況の一部。
劉さんは、法輪功を学び始めてから「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指し、学校では授業を真剣に行い、優秀な教師として表彰された。
1999年7.20、法輪功に対する弾圧が始まって13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同様に警察や610弁公室による嫌がらせ・拘禁・恐喝などの迫害を受けてきた。さらに、不当判決を宣告され、相前後して9年間拘禁された。
2008年12月5日、馬三家労働教養所に拘禁された劉さんは、上訴を要求したことで暴行され、頭皮が剥がれるまで髪の毛を強くつかまれて引っ張られた。
2009年5月16日、劉さんは「上大掛」(足が地面に着かないように吊るし上げる)の拷問で苦しめられ、苦痛のあまり意識を失った。その機に乗じて、看守は劉さんの指を握って事前に用意した「三書」に捺印させた。
劉さんは施設内で受けた迫害の実態を一冊のノートに記録したが、2010年8月3日に施設側に見つかってしまったため、看守らの恨みを買い、狂ったかのように集団暴行を受けた。この暴行で5日間にわたって意識がもうろうとし、視力にも影響をもたらした。さらに、不当に50日間、刑期を延長された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)