吉林省:拷問された法輪功修煉者 瀕死状態に
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 【明慧日本2013年3月23日】法輪功修煉者・石良さん(39歳男性)は 2008年8月15日、不当に連行され、四平刑務所で拷問を受けている。

 

拷問に実演:スタンガンで電気ショック

 同施設の第10監禁エリアで石さんは拷問に協力する受刑者らにより、殴る蹴るの暴行を受ける日々となっていた。睾丸を握られ、鉄棚に頭をぶつけられた。頭の傷から出血しても、看守らは暴行を止めようもしなかった。さらに、病院へ運ばれるどころか逆にベッドに縛り上げられ、そのまま2週間も放置され何の処置もされなかった。

 こうして、石さんは肺結核や胸膜炎腹水を発症するまで拷問を受け続けたが、入院後も適切な治療も受けられず、病状とは無関係の薬ばかり投与された。

 2010年7月頃、面会所で石さんの家族は、正常に話すこともできず、手がブルブル震えたり、終始ビクビク怯えている息子の様子を目の当たりにし、施設の中でどれほどの拷問に耐えてきたのかを知った。そして、治療による出所を申請し続けていたが、一昨年4月になってやっと施設からその承認を受けた。しかし、石さんの地元の派出所はそれを認めず、承認を拒否した。家族はその迫害のひどさにショックを受け、苦境に陥っている。

 去年5月中旬、同施設は修煉者に対して暴力を伴う洗脳を行い始めた。石さんはその洗脳のもと、もっとも深刻な迫害を受けた。その2ヵ月後、石さんは体に冷水をかけられながら、スタンガンで電気ショックを加えられた。激痛に耐えきれず舌を噛み切ったことで、全治15日で舌も9針縫われた。この迫害により話すことができず、惨めな様子で瀕死状態に陥っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/15/270983.html)
 
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