黒竜江省:牡丹江市の一家が迫害され 海外で救援活動(二)
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 【明慧日本2013年3月27日】

 三、姉の於真潔さんが海外から各国政府に助けを求める

 於宗海さんの姉の於真潔さん(56歳)は法輪功を修煉して長年自分を苦しめていた難病から救われた。しかし、中共当局が不法に法輪功への弾圧を始めると、夫は法輪功迫害のために設立された「610弁公室」に配属された。夫は彼女に修煉をやめさせるため、時々暴力を振るった。いくら殴られても於真潔さんは我慢していた。

 于宗海さん(女性56歳)は、もとは牡丹江市物資局に勤務しており、牡丹江市在住。96年に法輪功の修練を始めてから心臓病や他の持病は完治し健康な人になった。中共当局の法輪功に対する迫害政策のため、彼女は連行されて、労働教養所に入れられ暴力を受けた。彼女は吊るし上げなど非人道的な虐待を受け続けている。棒状のスタンガンで殴られて大怪我を負い、また食物を喉から注入される灌食と呼ばれる拷問を受け、神経を破壊する成分不明な薬物まで注射された。

 於真潔さんの娘は黒竜江大学・哲学部の大学生。法輪功を修煉しているという理由で除籍され、大学をやめさせられた。陳情をしているところを連行され、3年間労働教養所に入れられ虐待された。悪名高いハルビン万家労働教養所で鼻の骨を折られるなどの怪我を負った。

 於真潔さんの父も法輪功を修煉していたが、息子・娘たちが次々と不法に逮捕され暴行を受けているのを目の当たりにして大きな衝撃を受けた。子供たちの冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 四、親族が海外から各国政府に助けを求め呼びかける

 於真潔さんは人の助けを得て海外への亡命に成功した。2009年、ニューヨーク市で集会を開き、弟の於宗海さん夫妻の救援を求め、アメリカ政府に呼びかけた。

 国連大会の場でも各国政府に中国国内に残され中共に迫害されている親族の助けを求め、働いている。

 2012年イギリス・ケンブリッジ大学芸術学部の学生が於宗海さん夫妻の釈放を求め、集会を開いた。


イギリスの法輪功修煉者たちが於宗海さん夫妻の釈放を求める集会を開き、通りかける人々に法輪功の真相を伝え

 アメリカ元大統領のクリントン氏は法輪功修煉者から応援のメッセージを受け、法輪功修煉者の手を握り、「すみません、あなたたちは大変苦労している。(oh, I am sorry, you have to go through it……)』と語った。


クリントン元大統領が於真潔さんと握手

 


人権活動家のマーティンルーサーキングジュニア三世(中央)、ワシントンD.C.の法輪功修煉者Angela Leeさん(右)、於真潔さん(左)

 著名な人権活動家のマーティンルーサーキングジュニア三世氏は署名をして、「アメリカ政府が、中共による法輪功修煉者に対する生体臓器狩りという非常に悪質で卑劣、非人道的な行為を一日も早く停止させるために働くよう」に呼びかけた。

 マーティンルーサーキングジュニア三世氏は人権社会活動家で、父は著名な非暴力的市民運動・民権指導者のマーティンルーサーキングジュニア氏で1964年にノーベル平和賞を受賞した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/14/270009.html)
 
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