【明慧日本2013年4月13日】河北省双山子鎮溝口子村の法輪功修煉者・崔愛軍さん(女性)は昨年12月11日、自宅で中共(中国共産党)当局に不当連行された。3カ月以上経過したが、いまだに解放されていない。すると先月半ばまでに3800人を超える民衆が署名をし、崔さんの解放を呼びかけた。近日、さらに1800人の民衆が署名をした。
情報筋によると、地元の裁判所は青龍県国保(国家安全保衛)大隊が提出した崔さんへの判決要求を受理せず返却したという。それでも青龍県国保(国家安全保衛)大隊の隊長・李印卿は、崔さんを不法に拘禁し続けている。李は「様々な罪名でお前を再び裁判に送る。絶対釈放しないぞ」などと言っているという。
3800人の声援に続き、更に1800人の民衆が署名をして崔さんの解放を求める
崔さんの家には失明している祖母(81)がいる。祖母は毎日、崔さんの帰りを泣きながら待ち続けている。また祖父(91)は耳が全く聞こえない。祖父も毎日、玄関に立って彼女の帰宅を待ち続けている。
崔さんが不法に逮捕されたことは、地元青竜県の各鄉・鎮の民衆の同情と中共当局への怒りを買った。崔さんが住んでいる村の住民156人全員が拇印を押し、崔さんの解放を呼びかけた。
ある住民は「このような政府は民衆の怒りを買います。政府は直ちに村民を解放して欲しい。家で高齢者が彼女の帰宅を待ち望んでいます。一日も早く解放して欲しい!」と言った。
ある教員は「この共産党に理屈は全くない。もし刑務所に拘禁するならば、共産党・党員全員を刑務所に拘禁するべきです。法輪功修煉者がカレンダーを作って反迫害の真相を訴えるのは当たり前ではないか! 共産党は法輪功修煉者たちが正当に訴える機会を全部奪った。一党独裁だ。彼らが黒と言ったなら、白いものであっても黒と言う。共産党に法律や理屈は全くない」と言った。
ある男性は「これには署名しなければならない。法輪功修煉者たちは皆な良い人と知っているから。彼らは『真善忍』に従って仕事をしているから。これを正しくないと言うのでしょうか? 共産党はもう根っこから頭まで全部腐敗しています。殺人・放火を放置して良い人ばかりを迫害します。この党はそろそろ終わりだ」と言った。
ある70代の人は「崔さんの祖父・祖母は可哀想すぎる。誰も面倒を見る人がいない。共産党は下劣です。私は崔さん一家のことは知らないが、法輪功修煉者たちは善良で良い人だと知っています。だから崔さんもきっと良い人でしょう。ですから署名します」と言った。
ある若い女性は「私は署名しますが、条件があります。この民衆の署名を上層部に届けて欲しい」と言った。
崔さんの解放を求める3千人以上の署名がネット上で公開された後、法輪功を迫害している中共関係者は極度に恐れている。特に青龍県国保大隊の指導員・馮奇、副大隊長・呂振東、そして双山子鎮綜治弁公室主任・郭振生、公安派出所の劉らは、先月22日と23日、溝口子村に侵入してきて署名した住民を脅迫した。
しかし村人は恐れず、新たに1841人が署名をして直ちに崔さんの解放を求めた。署名用紙には「中共当局に対して、直ちに崔愛軍さんの解放を強く求める」とあった。
写真:青龍県各鄉・鎮の民衆1841人が署名をし、中共当局に崔愛軍さんの解放を求める
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)