法輪功修煉者に重刑を言い渡す例が明らかに増加している
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年4月22日】中共(中国共産党)は法律的な根拠がないにもかかわらず、法輪功への迫害を14年間ほど行ってきた。この法律違法の迫害は、多くの家庭崩壊を引き起こした。民間ルートによる統計で、少なくとも3644人の法輪功修煉者が迫害の中で死亡したと明慧ネットが公表した。しかし、これらの死に至った例は氷山の一角にすぎない。数多くの修煉者が生きたままで臓器を摘出され、証拠を残さないように中共が謀った。

 迫害の早期、中共は主に労働教養制度を乱用して法輪功修煉者を連行し、労働教養所に入れていた。労働教養所で修煉者を酷刑で苦しめ、強制洗脳を行い、法輪功への信仰を放棄させようとした。2000年から13年来、明慧ネットに馬三家労働教養所で受けた迫害の報告が8109件もあった。今月7日夜、中国網易・捜狐・騰訊などのメディアはみな、トップの位置で「虎の椅子」「死人ベッド」「電気ショック」「妊婦に強制労働させる」など、遼寧省馬三家女子労働教養所での酷刑を報じた。これらの報道は以前の明慧ネットに掲載した同教養所に対する大量の報道の真実を証明したのだ。

 近年、中共の労働教養制度の違法性が国内からも海外からも、非難を受けた。しかし、中共は法輪功修煉者に対する迫害を継続し、労働教養所に拘禁されている法輪功修煉者を刑務所に移している。さらに、より多くの法輪功修煉者に不当の重刑の判決を言い渡すようになっている。

  明慧ネットによると、近頃、法輪功修煉者に対しての重刑判決の例が明らかに増えている。明慧ネットの統計によると、今年1月1日から4月7日まで、不当判決を下された例が90件で(去年の同期に45件である)、また、裁判を行われたが、判決を待っている例が115件もあるという。しかもこれ以外にも報告されていない事例があるという。

  中共の政法委・610弁公室は、事前に法輪功修煉者に刑を決めておいて、法廷で形式だけの裁判を行っており、秘密裏に開廷することもある。例えば、山東臨沂市に在住の法輪功修煉者・付桂英さん・鄧良存さんは昨年6月6日、警察に連行された。その後、裁判所は長い休暇期間を利用して2人の裁判を秘密裏に開廷し、弁護士に弁護できないように開廷のことを通知せず、2人に7年と9年の重刑を言い渡した。

 寧夏回族自治区の呉忠市に在住の馬雄徳さん・鄭鳳英さん夫婦は昨年9月1日、古城派出所の警官に尾行・連行されて、呉忠市留置場に拘禁された。2人は 同年年末、秘密裏に判決を行われ、馬さんが7年6カ月、鄭さんは7年の実行判決を下された。

  天津市の法輪功修煉者・滑連友さんと妻の田宗麗さんは昨年4月24日に連行され、留置場に拘禁された。同年9月11日、北辰裁判所は、留置場で断食を5カ月ほどしているの滑さんに開廷した。10月9日になって、家族はやっと滑さんが7年の実行判決を下されたという通知を受け取ったという。

  昨年2月25日、中共の政法委の指示で、河北省・遼寧省・山東省の三省の15の市県で、法輪功修煉者百人以上を一斉に連行し、その中の多くの修煉者が重刑判決を言い渡された。例えば、河北省唐山市の唐海県に在住の法輪功修煉者で、人々に信頼されている商売人の鄭祥星さんは連行され、迫害で骨と皮ばかりにやせこけた。危篤に陥って、4月6日に唐山安康病院に運ばれたが、5月29日、唐海県裁判所に開廷され、7月26日に10年の重い実行判決を言い渡された。そして、8月8日に鄭さんは保定刑務所に移送された。また、連行された法輪功修煉者の中で、唐山市開滦の第10中学校の優秀教師・卞麗潮さんは12年、厲玉書さんは10年、谷友文さんは7年、楊国光さんは4年6カ月、何素英さんは4年、王希文さんは4年、賈元峰は3年、張維仲さんは2年、凌雲は3年の実刑判決を宣告された。されに、家族に通知せず、秘密裏に開廷された徐傑さんは7年、張明鳳さんは3年、張桂芝さんは4年、鄧秀艶さんは4年6カ月の実行判決を下された。それに、当局は連行して判決を言い渡していない修煉者にも罪名をでっち上げて、判決を言い渡す計画を企んでいるという。

  昨年9月27日、内モンゴル赤峰市の法輪功修煉者・楊麗蓉さんは8年の重刑を下され、楊さんの母親の李玉芝さんも3年の判決を言い渡され、2人ともフフホト市にある内モンゴル女子刑務所に拘禁された。

 今年3月下旬、山東省淄博市の法輪功修煉者・王振秀さんは7年の実行判決を言い渡された。家族は何度も判決所に裁判の結果聞いたが、教えてくれなかった。4月1日になって、家族がやっと裁判の結果を知り、裁判所へ行き、判決書を求めたが、裁判官に拒否された。

 今年3月10日、内モンゴル赤峰市元宝山区裁判所は、元宝山区建昌営村の法輪功修煉者・賈広林さんに3年6カ月の判決を言い渡したが、賈さんの家族には通知しなかった。家族が判決書を受け取った時、すでに上訴する期間をすぎで、上訴する機会を失ってしまった。

 今年1月4日、甘粛省の岷県裁判所は李文彬さん・申謝合代さん・楊九合さん・蔡水蘭さん・蒋妙全さんの5人の法輪功修煉者に6年・4年・4年・3年・3年の実行判決を宣告した。

  浙江省寧波市象山県に在住の法輪功修煉者・周恵娟さん(50歳)、周成浩さん(43歳)の姉弟は、昨年9月12日に連行された。先月6日、上海市浦東新区裁判所は成浩さんに懲役4年、恵娟に懲役3年の判決を言い渡した。

  同じような案件が多すぎで、ここでは一つ一つ例を挙げる事ができない。

  中共は法律を蹂躙して、一億人の法輪功修煉者を制圧して、国際社会も騙している。中共の裁判官は「法輪功に対しては法律を適用しない」と公言したこともある。

  中共は法輪功修煉者を迫害し、罪悪を犯した。今後も国内、海外の法輪功修煉者は引き続き迫害を暴露し、法輪功の真相を伝え、迫害を制止しましょう。私たちは迫害に参与する人に対して罪を追求し続けます。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/4/8/271858.html)
 
関連文章