中日新聞 「日本人法輪功修煉者が中国で不当拘禁されている母親の救援を呼びかけ」(写真)
【明慧日本2013年4月30日】今年の3月10日、日本在住の法輪功修煉者・西村麗子さんは名古屋市にある中国総領事館前でSOS(緊急救援)の看板を手に、中国で不当に拘禁されている母・朱春菊さんの救出を求め、日本政府と各界の人々に呼びかけた。同時に中共(中国共産党)に対して、母親の拘禁と迫害に抗議し、直ちに母親を解放するよう訴えた。西村さんの呼びかけは人々の広い支持を得、中日新聞がこの件を報道した。
西村さんの母親・朱春菊さんは黒竜江省ハルビン市・方正県天門郷の村民である。2011年8月16日、法輪功を修煉しているという理由で連行され、留置場に拘禁された。その後同年11月3日、非合法な裁判で懲役6年の不当判決を下され、現在はハルビン女子刑務所に拘禁されている。
2012年、西村さんは母親を救出するため、日本社会へ支援を求め、多くの衆議院議員の署名と国際組織アムネスティ・インターナショナルなど、多くの団体からの支持を得て、その年の11月、日本の外務省の援助で、順調に中国に戻ることができ、母の朱さんとの面会が実現した。
面会の時、朱さんは憔悴した様子で、とても老けて見えたという。毎日、爪楊枝を詰める作業をさせられ、長時間の強制労働を強いられているという。西村さんの話によると、母親は60歳で、誕生日を祝うこともできず、簡単な祝福の言葉さえ伝えることはできなかったという。年配の父親は今、1人で寂しく家にいる。一家が受けている苦痛は言葉では到底表現できないほどである。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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