【明慧日本2013年5月28日】1000人の法輪功修煉者と社会の各界の人たちが今月17日午後、ニューヨークの国連本部前で集会を開き、「中国共産党(中共)の邪悪な本質を知るべき」「14年間に及ぶ中共の法輪功への迫害を阻止しよう」「特に非人道的な『生体臓器狩り』の犯罪を停止させ、1億3800万人の『三退』を応援し、直ちに中共を脱党しよう」と呼びかけた。
各界の人々がニューヨークの国連本部前で集会、1億3800万人の「三退」を声援
米国の国会議員クリス・スミス(Chris Smith)氏は集会へ応援メッセージを送り、「中国で数百万人の『真・善・忍』を信仰する一般市民が迫害されていることはとても容認できません。最近の情報によれば、中国ではこのような迫害がますます酷くなっていると言います。迫害を停止しない限り、我々は中共の人権迫害に対する犯罪を暴露し続けます」と、中共の法輪功への迫害を強く非難した。
集会に参加した法輪功修煉者は、「この14年間、中共は人類の歴史上、最も残酷な手段を利用して善良な法輪功修煉者に対して迫害している。長期にわたる迫害により、中国の道徳など伝統文化を跡形もなく破壊しつくし、社会の道徳レベルは底に到達した。多くの中国民衆は麻痺状態から目覚めて反省し、自分の頭でこの迫害は何だったかを考えるようになっている」と語った。
集会で発言する趙淑環さん。自ら受けた迫害から瀋陽市にある「馬三家労教所」で起きている法輪功修煉者への残虐な迫害を暴露した
趙淑環さんは、中国本土からアメリカに亡命したばかりの法輪功修煉者の一人である。かつて、「馬三家労働教養所」に7カ月間監禁され、想像を絶する様々な残虐な迫害を受け尽くした。「夜は睡眠を剥奪され、昼夜を問わず5、6人の暴徒が交替で暴力を振るわれ、両足の肉と筋肉が腐り始めて歩けなくなった。中共は麻薬常習犯らを唆して、法輪功修煉者に暴行をさせ、また国民を騙すためにデマをまき散らして憎悪を生み出している。例えば、内部の情報を知らいない人を騙すために、ビデオの前で警察は、年配の法輪功修煉者の前で座って心配して声をかけているふりをして、宣伝用の録画を撮影し、撮影が終わると直ちに暴力を振るって暴行する。馬三家労働教養所の宣伝は全て作り話で全部嘘だ」と、趙さんは事実関係を明らかにした。
中国冤罪者(被害者)連盟代表の葛麗芳さんは、中共の独裁政権下で人民に尊厳はなく、人権もない、中共を崩壊させない限り中国人に自由は戻らないと断言した。
「生体臓器狩り反対医師協会」のスポークスマン・ダイモン医師が集会で発言
「生体臓器狩り反対医師協会」のスポークスマンのダイモン医師が集会で発言し、中国の近年の臓器移植の案件が尋常ではなく、あまりにも多いことに触れて、ドナーはどこから来ているか明確ではないと非難した。
現在、多くの人々は中共の邪悪な犯罪を知るようになってきた。ヨーロッパの人権協会の副総裁・呉文忻氏は、「現在ドイツ・スウェーデン・アメリカの外交関係者は皆、中共の『生体臓器狩り』の真実を知っている。皆は今どうやって中共の臓器狩りを阻止するかを考え始めた」と語った。
中国平和主席・唐伯橋氏は、「中国では現在、政府に対する民衆の集団訴訟や集団抗議がますます増加している。全国民が皆で立ち上がり、町に出て抗議をする日は中共の崩壊の日である」と、皆の力で中共を崩壊に追い込む考えを示した。
法輪功人権弁護士・朱婉琪氏は「中共は国連へ、国連の人権委員会の常任理事国への加盟を申請している。国連の人権委員会のメンバーは人権を踏みにじって いる中国が常任理事国なることを阻止すべきである。中共は人道に反する犯罪者であり、皆はその仲間になるのか? ならないだろう」と、中共を国連人権委員会常任理事国から排除すべきとの考えを示した。
アジアの婦人権益連合会の主任・タイラー氏も発言し、中共の人権侵害、迫害を非難した。また、現場で「三退」をした民衆は喜んで「三退」の書状をもらっていた。