【明慧日本2013年5月31日】河北省沙河(さか)市の法輪功修煉者・張彩霞さんは、2004年の旧正月前後、河北ケイ台、沙河などのテレビで割り込み放送し、広範囲の地域住民に法輪功の真相を発信した。そのことを理由に、張さんは懲役8年の不当判決を宣告されて拘禁された。
法輪功の真相がテレビに流れたことは、北京をはじめ河北省の各地でも重大案件となった。中国各地では、法輪功に対する迫害を隠蔽するための管理が行われているにもかかわらず、短時間でこれらの犯罪事件が広範囲の地域で暴露されたことで、彼らは大きなショックを受けた。それに対して、中共(中国共産党)当局は2004年~2005年にかけて、山東省の公安庁や国家安全部、公安部に命じて秘密裏に上記地区に立ち入り、事件発生地の法輪功修煉者、その家族への電話盗聴や家宅侵入、捜索を24時間体制で行い、インターカットによるテレビ放送がなぜ成功したかの原因を調査していたという。
2004年、張さんは拘禁中、断食を行い、迫害に屈しなかった。その間、一度施設から抜け出すことができたが、2005年2月頃、邯鄲(かんたん)市で発見され、不当に身柄を拘束された。
それ以来、張さんは唐山刑務所や河北省女子刑務所で、不当に拘禁され続けた。しかし、張さんは「真・善・忍」の原則を堅持し、辛い労働や監守の指示、施設側のルールを拒絶してきた。施設側はそれを理由に処罰し、張さんにスタンガンで電気ショックを加え、手足に枷を長期間かけ、薄着のまま、冷たい環境の独房に監禁し、ひどい拷問を行った。
昨年10月頃、張さんは釈放されたが、先月20日午前、再び不当に連行され、拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)