吉林省女子刑務所の法輪功修煉者に対する犯罪行為
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 【明慧日本2013年6月2日】吉林省女子刑務所(または長春市女子刑務所)は法輪功修煉者を集団で迫害するために、「教育監(獄)区(域)」を設置している。看守らは受刑者に指示し、新たに強制連行されてきた法輪功修煉者たちや長期にわたって迫害されている修煉者に対して「洗脳」を行い、精神的、肉体的に虐待する。

 「教育監区」には100名以上の法輪功修煉者たちが監禁され、迫害を受けている。

 延吉市の朝鮮族の法輪功修煉者・朴順子さん(61)は2011年4月10日、延吉市公安局に連行された。当時、朴さんは法輪功に関する書類をたくさん所持していた。しかし、4月10日、警察は何の証明も提示せず朴さんの自宅に無断で侵入し、彼女を連行した。大量の資料も没収した。警察は朴さんの両手に手錠をかけて上から吊り下げて苦しめ、5時間にわたって様々な拷問をした。

  延吉市の朝鮮族の法輪功修煉者・朱喜玉さんは連行され、「教育監区」に監禁された後、不法行為に抗議をして断食し、釈放を要求した。しかし、 釈放ではなく、喉から胃に至るまで食物を強制的に注入され、苦しめられた。朱さんは数回にわたって同じ被害に遭い、極度に危篤状態に陥った。

  吉林省徳恵県の法輪功修煉者・王洪艶さん(48)は2011年末に強制連行され、「教育監区」に監禁・迫害された。酷い迫害によって自力で日常生活もできなくなった。すると、治療ではなく、5階の個室で監禁され、真冬は窓を開けたまま、マイナスの気温で服を全部脱がされて苦しめられた。

 吉林省農安県の法輪功修煉者・孫秀霞さん(48)は2012年この吉林省女子刑務所に連行され、殴られて心臓病が重くなり最後に死亡した。

 法輪功修煉者・陳秀琴さん(60)は2011年3月、4階の監房で迫害され、その後3階に移され、繰り返し拷問されて死亡した。

 吉林省長白県の法輪功修煉者・徐洪香さん(54)は2010年連行されてから、当刑務所で警察に迫害され、吊り上げ、死人ベッドに寝かされ、トイレに行くことを許されず、歯は全部抜け落ちた。現在、食事を取ることもできない。

  吉林省図們市の法輪功修煉者・劉暁華さん(48)は2011年4月、当刑務所に連行された後、張隊長に指示された受刑者らに拷問された。トイレに行くことを許されず、小さな煉瓦の上に座らされ、両足の間に新聞紙を置いて落としてはならず、少しでも動くことを許されないなど、様々な拷問を受けた。

  長期にわたって監禁されていた法輪功修煉者・李さん(61)は、ずっと狭い監房に入れて孤立させられ、様々な拷問を受けた。李さんは舌を切られて半分しか残っておらず、言葉を話すこともできなくなった。不公正裁判にかけられ、懲役3年の不当判決を下された。家族は、李さんがどこにいるか不明のままである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/25/274406.html)
 
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