交通事故の物語(2篇)
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 【明慧日本2013年6月4日】

 運転手「教えていただけませんか」

 〖重慶市からの投稿〗2013年4月14日午前8時10分ころ、重慶長寿区で一台のジープが73歳高齢の男性と衝突しました。「人にぶつけたのだ! 人にぶつけたのだ!」と通行人は大声で叫びました。

 ジープは止まり、運転手が降りて老人を起こし、病院へ連れて行こうとした時に、老人は「病院には行きません」と言いました。運転手が「なら、いくらお金がほしいですか」と聞くと、老人は「あなたはわざとではないから、お金も要りません」と断りました。

 囲んでいた通行人たちは騒ぎ始めました。「運転者は良い人に出会ったな」「良い人はきっと将来幸運になるわ」「普通の人なら、車にちょっとぶつかっただけでも何千元か何万元を強請り取るぞ。それに病院まで連れていかせて、一歩一歩お金を強請り取り続けるはずだ。まして本当にぶつけ倒したのに」

 老人は「私は法輪功修煉者ですから、病院に行かず、お金も要りません。『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』ということを覚えていただければ、それでいいです」と運転手に言いました。

 運転者は「もう一度教えていただけませんか」と、老人の話を再度はっきり確認してから、即座に「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と大声で叫びました。

 車が石臼にぶつかり飛び上がった

 〖河北省からの投稿〗河北省許杖子卿の山麓に爆竹工場があり、工場には呉波(仮名、50代男性)という従業員がいました。

 2010年7月中旬のある日、呉さんは同僚と共にトラックを運転していた時、ブレーキが急に効かなくなり、トラックは矢のように山の下に飛んで行き、爆竹工場の正門前の石臼に衝突してから、跳ねて前方の工場作業場の屋根の上に飛び上がり、屋根を潰してから廃虚の中で止まりました。

 映画でしか見られないような光景に、従業員らを驚き漠然としました。皆、先ほどのハラハラする状態から戻り、トラックを囲んで、車内の人を助けだそうとしました。呉波さんは軽い怪我もなく、他のもう1人は胸骨を2本を折っただけでした。

 従業員らは「奇跡だ。奇跡だ。神様に助けられたのだ」と互いに言い合いました。その時、呉さんは胸の前に掛けていたお守りを取り出して皆に見せ、「神様はここにいるんです。法輪功の先生が私たちを助けてくださったと信じます」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/31/274488.html)
 
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