陜西省:漢中市の法輪功修煉者 不当判決を宣告される
【明慧日本2013年6月10日】陝西(せんせい)省漢中市の法輪功修煉者・劉偉さん(53歳男性)は2009年9月25日、漢台(かんたい)区刑務所に3カ月間拘禁された後、南鄭県裁判所に懲役2年の不当判決を宣告され、同省宝鶏市の虢(かく)鎮労働教養所に拘禁された。このように、劉さんは法輪功を学んでいるという理由で、何ら法的根拠もない状況下で、迫害された。
今年1月26日午後3時頃、劉さんは南鄭県で法輪功の資料を配っていた。当日、そのことを理由に不当に身柄を拘束され、約3カ月間、拘禁された。
先月14日、南鄭県裁判所で劉さんに対する不正裁判が開廷された。裁判所の入り口には多数の警官が配備され、裁判所への人々の出入りが禁止された。入廷する時、家族は厳しい身体検査を受け、身分証明書の確認・登録をし、持ち物の持込を禁止された。
劉さんは、入廷前から頭に黒いビニール袋を被せられ、裁判の間も、ビニール袋を取り外されないまま手錠をかけられ、足には重たい枷をかけられていた。
劉さんの家族は法廷の場で、骨と皮ばかりに痩せこけた劉さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)