【明慧日本2013年6月21日】四川省成都市の金牛区検察庁は今月9日、無実の罪を法輪功修煉者・趙媛英さんに着せようとした。
今回の迫害では、被告人の趙さんが先月10日、沙洲路鉄二局家族区で人々に法輪功の真相を伝えたことで、強制連行・家宅捜索・家財没収を企てられた。
趙さんが拘禁されてから、趙さんの姉は弁護士に依頼したいという趙さんの要求があったと同庁に知らされた。しかし、趙さんへの迫害を加担した光栄派出所は、趙さんの姉に「たとえ判決を宣告されたとしても、執行猶予としての扱いとなるから、数週間経てば釈放されるはずだ。そのため、弁護士に依頼しようとしまいと、関係ないだろう」と唆した。
その後、趙さんの姉は、その虚言を信じて、弁護士に依頼することをやめた。しかし、派出所はこのような言い方で趙さんの姉を騙したのだ。明らかにこの迫害は事前に企てていたものと思われる。また、それは被告人の上訴を妨害するため、法律で定められた順序やプロセスに従わず、弁護士への依頼をやめさせる手口であった。その後、秘密裁判を行い、罪状を捏造して趙さんに不当に判決を下すことを企てた。
今年59歳になった趙さんは成都鉄路局機関第一幼児園の元職員。33歳の頃、夫を亡くし一人で子供を扶養して苦しい生活を強いられ、亡夫への追憶も苦にしていたため、深刻な重病に到った。こうして1999年に法輪功を修煉するまでは、リューマチ、腰椎椎間板ヘルニアなど多種の疾病を患っていたが、修煉を始めてからは病院の治療を受けずに心身ともに回復した。
それ以来、趙さんは、「真・善・忍」を実践することは世の中の崩壊した道徳を回復することができると固く信じ、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共により迫害されている事実を人々に伝え続けることに力を注いでいた。しかし、2005年5月頃、そのため、金牛区洗脳班に送られ、6ヵ月間の不当拘禁を受けた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)