吉林省:市長に電話をした法輪功修煉者 刑務所に拘禁
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 【明慧日本2013年6月29日】吉林省吉林市の法輪功修煉者・郭英傑さん(54歳女性)は昨年、市長・張暁霈と司法関係者らに電話をして法輪功の真相を伝えた。それにより、郭さんは長い間、監視・尾行され、昨年7月31日、警官に不当連行された。張市長は自ら市国安(国家安全局)、市国保(国家安全保衛)大隊、市公安局、昌邑区公安支局、昌邑区刑事大隊、昌邑区駅前派出所など、各部門の警官に指示を下し、郭さんの案件を「重大事件」として扱っている。不当連行された郭さんは、市刑務所に数カ月間拘禁されている。

郭英杰年轻时照片
      郭英傑さん 

 郭さんは善良で率直な性格で、両親(90代)の面倒を見ていた。 昨年7月31日午後5時過ぎ、警官は永吉(えいきつ)県口前鎮の郭さんの実家に不法に押し入って家宅捜索を行い、家財を没収して郭さんを不当に連行した。警官は探しても何も見つからなかったため、すぐに市内にある郭さんの自宅に向かった。

 同日の午後5時、法輪功修煉者・曹陽さんは、郭さんの家を訪ねたが郭さんが不在のために帰った。曹さんは再び、夕食後に家に来ていた朱柏林さん(法輪功を学んでいない)と一緒に、郭さんの家を訪ねた。郭さんの家に入ると不在だったため、2人は部屋に置いてある法輪功の関連書籍などを片付けてから郭さんの家を出た。階段を降りているところを警官に取り押さえられ、10数人の警官らは、郭さんの家に入り不当に家宅捜索を行なった。

 その後、警官らは曹さんと朱さんを公安局まで不当に連行して拷問した。 

酷刑演示:野蛮<span class='voca' kid='74'>灌食</span>
 拷問の実演:灌食

 郭さんは法輪功の「真・善・忍」の教えを堅持しているため、中共(中国共産党)当局に数回家財を没収され、罰金、拘禁、実刑判決などを受けた。

 郭さんは1999年2月に法輪功を学び始めた。それ以来、郭さんは法輪功の「真、善、忍」の教えに従って自分を律し、心身共に元気になった。郭さんは良妻賢母で、職場では真面目に仕事をし、いつも人に善をもって接し、人の世話をすることが好きだった。郭さんはいつも「なぜ、いつもニコニコしているのですか? 」と人に聞かれるたびに、「法輪功の修煉で楽天家になったのです」と答えた。

 1999年9月、郭さんは法輪功への迫害停止を求めて北京へ陳情に行った。しかし、郭さんは北京で不当に連行され、順義刑務所に拘禁された。郭さんは、刑務所で断食をして不当拘禁に抗議したが、その10数日後、地元に戻されて地元の刑務所に拘禁された。

 2000年10月、郭さんは再び、法輪功に対する迫害停止を求めて北京へ陳情に行ったため、地元の刑務所に3カ月間拘禁された。それから、郭さんは「法輪功の修煉を放棄しない」という理由で、勤務先から1年間、停職処分にされた。夫が失業中で、子供の大学の授業料を払わなければならず、郭さんは仕方なく姉妹から1万元を借りた。

 その後、復職した郭さんは、仕事に対して献身的で苦労をいとわず、責任を持ってやり遂げた。郭さんは同僚たちと仲睦まじく、いつも他人を優先に考えた。そのような郭さんの言動を見て、上司や同僚たちは郭さんを高く評価した。

 2002年、警官は郭さんを連行するために郭さんの職場に来たが、郭さんは不在だったため連行を免れた。しかし、警官の圧力の下で郭さんは再び停職を強いられ、警官は郭さんから5千元をゆすり取った。2003年に郭さんは復職したという。

 2005年2月3日夜、吉林市国保(国家安全保衛)大隊、公安局の20数人の警官は郭さんの自宅に不法に侵入し、パソコン、プリンタ、法輪功の書籍チラシなどを没収し、郭さんを不当に連行して市第三刑務所に拘禁した。

酷刑演示:抻床
拷問の実演:ベッドのレールに手足を固定される

 郭さんは刑務所で「転向」を目的とした強制的な洗脳を受けたが、従わなかったために拷問された。郭さんは朝5時~夜11時まで、5分間の食事の時間以外、ずっと立たされて足がひどく腫れた。その後、郭さんは小さな椅子に朝5時~夜11時まで座らされ、とても苦しんだ。

 郭さんは苦痛に耐え、法輪功への信条を放棄しないとしてベッドに縛られた。郭さんは身体が浮くようにベッドのレールに手足を固定された。郭さんは手足に傷を負い、痛みで意識が朦朧となった。警官はいつも、このような残酷な拷問が白日のもとにさらされるのを恐れて夜に行なっていたという。

 現在、郭さんは再び刑務所に拘禁されている。郭さんの父親は、郭さんが不当連行されて2週間後に、無念な思いを抱いたまま死亡した。

 中共は現在、国際社会に対して中国社会は「調和している」と見せるため、法輪功修煉者に対する迫害を秘密裏に行っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/12/275245.html)
 
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