兄の無実を訴え 妹が労働教養を科される 
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年6月28日】河北省泊頭市の法輪功修煉者・王暁東さんは2012年2月に連行された後、妹の王暁美さんは、兄の無実を訴えたため、当局に河北省女子労働教養所まで連行された。

 王暁東さん(43歳・教師)は、2012年2月25日午前6時、理由もなく泊頭市公安局の警官に連行された。その時、30~40人の警官は王さんの家に飛び込んで、すべての物を奪い取った(ペンチ・スパナ・懐中電灯などの農用道具を含む)。最後に、警官は農作肥料資金2万元を没収した。 

 その後、義憤した村の住民300世帯が、連名して村民委員会の公印を押してある請願書を提出し、罪のない王暁東さんを釈放するよう求めた。このことは国際メディアに広く報道されている。情報によると、この300世帯が署名した請願書は、中国共産党中央政治局を揺るがし、常務委員会で内部資料として回覧されたという。 

 泊頭市の政法委員会・610弁公室・公安局は激怒し、王さんの家族および連名した村民に対して仕返しを行った。泊頭市富鎮党委員会は会議を開き、すべて村の幹部に対して、法輪功に反対し、罵ることを強要した。また、村の中で法輪功を中傷するスローガンを貼り、村民の証言を変更するように命令した。

 滄州市・泊頭市の警官らは、電話の盗聴、尾行などの手段で5月26日夜9時頃、王暁美さんと法輪功修煉者・唐建英さんを連行した。暁美さんは泊頭留置場で一晩中、鉄の椅子に手錠をかけられてから、労働教養1年を科され、石家荘女子労働教養所に監禁された。

 2012年7月18日午前9時、泊頭市裁判所は秘密裏で裁判を行い、王暁東さんの2人の弁護士を辞退した。当日午前9~11時、2時間にわたる裁判の中で、司法官と当局の指定する弁護士は互いに呼応して、茶番劇を演じた。

 王暁美さんは、労働教養所で暴力を振るわれ、罵られ、「三書」を書くように強制された。暁美さんは暴力によって、背中と手足が黒紫色になり、スタンガンで電気ショックを加えられ、顔は腫れ上がり、口はただれて食事もできなくなった。   

酷刑演示:电棍电击

拷問の実演:スタンガンで電気ショックを加えられる 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/19/275549.html)
 
関連文章