江蘇省で大規模な不当逮捕 上海市の6人被害
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 【明慧日本2013年7月3日】江蘇省で2011年10月31日から11月1日まで、長寧610弁公室の指示により、国保(国家安全保衛)大隊をはじめ、北新涇派出所が、江蘇省の上海市及び周辺地域で地元の法輪功修煉者に対して嫌がらせ・私財没収・拘禁・尾行・監視・強制連行・拷問などの迫害を強めた。それによって、浦東・虹口・松江・中方・上海などの地域で多数の修煉者が監禁施設へ移送された。

 そのうち、上海市内の修煉者たちもこの逮捕行動の被害を受けた。当局は趙賢六さん・葉建華さん・朱裕梅さん夫婦及び5歳の娘・李晶さん及び8歳の息子・蘭立志さん・鮑徳聡さんの6人に対して家宅侵入・家宅捜索・嫌がらせ・強制連行などの悪質な迫害を加えた。

 そして、彼ら6人は長寧区留置場へ一斉に送られた。趙さんは拘禁中、断食していたため病院へ運ばれた。しかし、治療を受けるどころか、ベッドに縛り上げられ灌食を強いられた。蘭さんと李さんは拷問具などで虐待された。11月29日になっても6人のなかで朱さん一人しか釈放されなかった。

 しかし、今回の迫害で没収された上記被害者らの家財は、当局の公安によって「法輪功にかかわった証拠として返却することができない」と宣告された。とはいえ、被害物は、ノートパソコン・電子ブック・携帯電話・現金などであり、何の証拠品になるかは不明だ。

 警察の虚言に対し、次の3点を質問し、それに対する返答を下記の通り。

 1「没収されていた物を記載したリストが、実際の被害物より少ないのはなぜか?

 警察の回答「知らない。見ていない」

 2「何の根拠に基づいて、没収した物の返却ができないというのか?

 警察の回答「内部の規定だ」

 3「未返却の家財の処分方法は?」

 警察の回答「支局の保障部が預かる」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/26/275868.html)
 
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