内モンゴル:フフホト女子労働教養所での迫害の実態
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 【明慧日本2013年7月9日】内モンゴル自治区の杜秀琴さん(65)は1997年に法輪功の修煉を始め、16年来、薬に頼らず心身ともに恩恵を受ける日々を送った。

 1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、杜さんは中共当局による一連のひどい迫害を加えられ、7度も強制連行された。最初は2007年9月、北京へ行き、法輪功が迫害されている真相を伝えたことで30日間勾留された。そして罪の証拠もなく労働教養処分を宣告され、フフホト女子労働教養所で監禁された。

 杜さんは拘禁されてから、24時間体制で監視される日々となっていた。沐浴、トイレの立ち入り、睡眠の禁止令を出され、生活する最低の自由を奪われた。また、テープで口封じされたうえ、罵倒・殴打・ビンタを食らわす・針で刺す拷問を加えられた。昼夜を問わず40日間も立たされ続けるよう強要されたことがある。

拷問の実演:テープで口封じ

 それでもなお、迫害に屈しなかった杜さんは転向を拒否したため、連続7日間、重たい枷をかけられ、刑期を不当に1ヵ月延長された。杜さんはさらに断食で迫害に抗議したが、濃度の高い塩水を灌食された。さらに、排泄しそうなときにトイレへ行くことを禁じるのみならず、排泄もそのままさせられたこともある。

拷問の実演:灌食

 また、施設側は受刑者らに対し、減刑をしてほしいなら指示どおり修煉者に暴行を加えるよう、修煉者を殴っても処罰されないのだと言いふらした。そのため、ほかの受刑者も減刑などの奨励に目がくらみ、施設側の指示のもとで良心を失い、修煉者への迫害に良心の束縛もなく力を入れている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/2/276092.html)
 
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