河北省の元国家公務員 拷問の後遺症で死亡
【明慧日本2013年7月10日】唐山市開平区の法輪功修煉者・孟慶福さん(男性)は、国家公務員だったが、法輪功を学んでいるという理由で、解雇された。
2001年5月24日、孟さんは自宅で不当に連行された。そして開平支局で平手打ちを食らわされ、頭を地面に押さえつけられながら、殴る蹴るの暴行を加えられた。そのうえ、全身を縛り上げられて吊るし上げられ、棒で背中や臀部、体の数箇所を殴打された。こうして孟さんは連夜、繰り返し拷問を加えられたことで、何度も失神した。開平支局に拘禁されて20日後、唐山第一刑務所へ移送された。
7カ月間不当拘禁された孟さんは、懲役3年6カ月の不当判決を宣告され、冀東刑務所に拘禁された。その後、保定刑務所に拘禁された孟さんは、激しい拷問により失明するほど視力が低下し、腰や足にも大きな障害を負い、立つことも歩くことも困難になった。
2005年4月、孟さんは刑期満了となり、家へ帰された。中共(中国共産党)当局が孟さんを迫害して13年来、公安局や役人による嫌がらせ、私生活への妨害を受け続け、以前の拷問の後遺症により、心身共に疲れ果てた孟さんは、今年3月22日に死亡した。享年57歳。