黒竜江省:高齢者ら法輪功修煉者4人に不当判決
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 【明慧日本2013年7月12日】黒竜江省牡丹江市の法輪功修煉者・韓秀芳さん、劉春蘭さん、趙蓮英さん、趙玉傑さんらは警官に不当に連行され、刑務所に8カ月あまり拘禁されている。そして、玉傑さんの夫・李志強さんは公安局の付属病院に拘禁されているという。
 
 昨年11月2日、元会計士・韓さんは自宅で不当に連行された。
 
 昨年12月29日午後、玉傑さんは法輪功の資料を配布していたとき、市公共交通公安支局の警官に不当に連行された。そして、警官は玉傑さんに拷問を加え、鍵を奪った後、彼女の自宅に押し入り、家にいた夫・李さんを連行した。
 
 今年2月4日、牡丹江市愛民区裁判所は予め家族に知らせることなく、牡丹江刑務所で韓秀芳さん、劉春蘭さん、趙蓮英さん、趙玉傑さんの4人に対して不正裁判を行なった。
 
 被害者側の家族は、当事者たちとの面会を禁じられ「再審日は4月2日午前9時」だと知らされた。そのため、弁護士は裁判所へ行き「立件した書類を見せてほしい」と何度も要求したが、いずれも役人によって追い払われた。さらに、裁判所は弁護士の出廷を妨害し、数回にわたって予定していた裁判日を、前日になって突然取り消した。
 
 4月11日午前の裁判日に、弁護士は朝から刑務所へ行き、裁判長などの関係者らが来ているかどうかを確認し、不正裁判を防ごうとした。しかし、午後まで待っていた弁護士が外へ出た後、施設側は韓秀芳さん、劉春蘭さん、趙蓮英さん、趙玉傑さんの4人に対して不正裁判を開廷し、不当判決を宣告した。
 
 現在、劉さん(66)は病気を患っているにもかかわらず拘禁されている。家族は、命が危機に晒されるのではないかと大変心配している。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/6/28/275962.html)
 
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