上海市:裁判所 法輪功修煉者に対し不法裁判
【明慧日本2013年7月15日】上海市長寧区法院は、今年7月5日に厖光文さんの家族に対し、7月11日の午後2時半に厖さん(36歳)が審判を受けると通告した。
厖さんは山東省東営市の出身で、4歳の娘がいる。去年、上海で物流の仕事を勤めていた。昨年の4月27日の夜9時半ごろ、厖さんともう1人の修煉者・趙斌さんは会社で長寧区江蘇路派出所および三竃鎮派出所の警官に不当に連行された。警官らは厖さんのパソコン、プリンタなどの私物を没収した。2人は長寧区留置場に拘禁された。その結果、仕事ができず、家族も放浪生活に余儀なくされた。
警官は囚人に厖さんを殴るように唆した。ほかの警官は蛮行を見ても見ぬふりにした。また厖さんが煉功し、迫害に協力しないという理由で、5月14日、手と足を繋げて枷をかけた。その結果、厖さんは直立して立てず、大小便も自分で処理するしかなかった。
5月22日、厖さんは断食で迫害に抗議し始めた。24日、厖さんは警官に鉄のイスに固定され、灌食の拷問を受けた。そのため、厖さんは激しく嘔吐し、鼻からも出血した。27日に厖さんは上海市刑務所総病院に移送された。長期にわたって手足をベッドに縛られて動くことができず、灌食の拷問も受けたため、厖さんの筋肉は萎え、ひざの関節も固まり、体重は30キロ近くまで落ちたという。
去年8月1日、厖さんは一時出所を認められたが、趙さんは留置場に拘禁され続けた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)