河北省:労働教養所で残酷な拷問を受け、法輪功修煉者が下半身に障害を負う(写真)
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      明慧日本2013年7月26日】河北省黄驊(こうか)市の法輪功修煉者・王勝華さんは昨年2月、山東省の警察に拘束され、不当に労働教養処分を科された。そして、章丘市の山東第二労働教養所に拘禁された。その後、教養所でさまざまな迫害を受けた王さんは短期間のうちに腰を痛めつけられ、足が不自由になった。家族は非常に憤慨し、教養所に対して責任を追及した。最終的に、教養所側は王さんを病気治療のための一時出所で、家に戻すしかなかった。

 昨年2月2日、山東省徳州市公安局は慶雲県公安局と結託し、携帯電話を盗聴して王さんを尾行し、祥雲ホテルでの新年の祝賀会に集まった法輪功修煉者20人あまりを連行した。その後、13人の修煉者が労働教養処分となり、王さんは1年9カ月の処分を下された。

 昨年4月12日、教養所で王さんは法輪功を学び続けると明言した。そのため、当日の夜、王さんは警官に人目のない布団部屋に連れ込まれて、ビンタされ、蹴ったり殴打されたりし、手錠をかけて吊り下げられた。王さんは夜11時半まで迫害を加えられた。


拷問のイメージ図:手錠をかけて吊り下げられる

 翌日、王さんは受けた迫害に対して断食で抗議したが、警官に3昼夜、小さい椅子に座らされ、体を動かすことも許されなかった。そのため、王さんはでん部が真っ黒になり、両足が腫れ、歩行困難になった。


拷問の実演:長時間にわたって、小さい椅子に座らされる

  ある日、王さんは隊長に事務室に呼ばれ、隊長の部下に電気ショックを加えられ、脅迫された。それに対して、王さんは再び断食して抗議したため、灌食を強いられた。その後も胃に挿入されたチューブは長期にわたり挿入されたままで、抜き取ることは許されなかった。


拷問のイメージ図:灌食

 その後、残酷な拷問にも屈しなかった王さんは、手錠をかけて窓に吊るされた。全体重が完全に両手首にかかって耐え難く、王さんは苦通のあまり意識が朦朧となり、両腕を動かすことができず、親指は知覚を失った。その後、王さんはベッドでの生活となり、自力生活をすることができなくなった。


拷問の実演:吊るし上げられる

 さまざまな迫害を受けた王さんは高熱が出て下がらず、「重度の低カリウム血症」と診断されたが、毎日、医務室に連れて行かれ、灌食され続けた。ある日、警官は王さんが吐いたものを、再び王さんに灌食したという。警官らの手段はきわめて悪辣で、完全に人間性を失っている。

 長期にわたり、残酷な拷問を加えられたため、王さんの両脚は氷のように冷たくて感覚を失い、医者は温湿布で下肢を温めるようにと提案した。しかし、警官・劉琳はポットの熱湯を王さんの足にかけ、やけどを負わせた。

 労働教養所での迫害により、王さんは下半身に障害を負い、歩行できなくなり、治療をしても効果がなかった。

 王さんは断固として「転向」を拒否した。そのため、教養所側は王さんを独房に監禁し、他の法輪功修煉者と接触することを禁じた。

 家族は王さんのやつれた状態を見て憤慨し、労働教養所に対して責任を追及した。教養所側はやむを得ず、王さんを病気治療のための一時出所にするしかなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/12/276574.html)
 
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