河北省:法輪功修煉者 秘密裁判で不当に有罪宣告を受ける
【明慧日本2013年7月31日】青龍裁判所は6月20日、法輪功修煉者・崔愛軍さんに対して秘密裁判を行った。当日は午前9時20分の入廷を予定していたが、10時になっても、裁判所は家族や友人など、傍聴者の入廷を禁じた。裁判所の門前や周囲には、数台のパトカーが待機し、たくさんの私服警官や制服警官が配置されていた。彼らは他に法輪功修煉者がいるかどうかを監視し、修煉者を逮捕することを目論んでいた。
10時過ぎ、2人の女性が崔さんの裁判状況を尋ね、「公民にも知る権利があります。崔さんはとても良い人で、法に反することは一切していません。不実の罪を着せられることのないよう崔さんを助けてください」と政府役人に求めた。その直後、私服警官は2人を包囲し、カメラやビデオで立証撮影をして圧力を加えた。
結局、崔さんは不当判決を下された。裁判が終わるまで、家族が入廷を認められることはなかった。中国では現在、周知のとおり裁判所は中共(中国共産党)の支配下にある。結局、中国の裁判とは法律のようなもの、裁判所のようなものでしかない。中共が権力を振りかざした場合、裁判所は中共の司法部門に過ぎない。これが、中国の裁判所の実情である。
また、公安警察の役人は、崔さんの娘に法輪功を学ばせないため、崔さん一家に嫌がらせを行った。
現在、この不正な裁判から1週間が経過したが、崔さんの家族は依然として裁判所から何の通知も受けていない。