遼寧省:3人の法輪功修煉者 不当判決を宣告される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年8月7日】遼寧省の新民市国保(国家安全保衛)大隊、瀋陽市国保大隊および各派出所の警官らは昨年8月28日、10数人の法輪功修煉者、於利風さん、曹暘さん、潘友発さん、胡宝寛さん、王静さん、陳秀さん、於新さん、胡林さん、栢露春さん、楊桂鳳さん、李慧玲さん、李嵒(李燕)さん、惠麗綦(慧麗琦)さん、段長合(段長河)さん達を不当に連行した。大部分はすでに解放されたが、胡宝寛さんの状況は不明である。

 同日朝5時半、タクシードライバーの於利風さん(43歳男性)はガソリンスタンドにいたが、私服警官に新民市公安局まで不当に連行された。その後、新民市国保と西北街派出所の警官らが於さんの家と車庫を捜索し、数千元を没収し、於さんの妻・楊桂鳳さんを連行した。於さんの家を訪れていた李慧玲さんも1万2千元(約16万8千円)を没収された。9月30日に楊さんは解放された。

法輪功修煉者・於利風さん

 12月20日、於さんは不当に起訴された。今年1月20日、新民裁判所は於さんの家族に知らせない状況下で、於さんに対する不正裁判を開廷した。1月31日、於さんは懲役7年の不当判決を宣告された。2月4日、於さんは中級裁判所に上訴したが、3月27日、裁判所は一審判決を支持する判決を下し、それを終審とした。6月5日、於さんは大連市第一刑務所に移送された。

 昨年8月28日、瀋陽市の法輪功修煉者・潘友発さん(60代男性)は、法輪功修煉者・胡林さんの家を訪ねたときに連行された。

 

法輪功修煉者・潘友発さん

 潘さんは連行される前はとても元気だったが、警官らに殴打されて危篤に陥った。情報筋によると、潘さんは迫害されて骨折し、脳に重症を負ったため、4月9日、12日に病院に搬送された。新民市刑務所は潘さんの家族にカルテを見せず、「潘さんは大丈夫だ」と騙したという。

 昨年8月28日、瀋陽市の法輪功修煉者・曹陽さんは職場から連行された。今年1月9日、22日、遼寧新民市裁判所は曹さんに対する不正裁判を開廷し、懲役5年の不当判決を宣告した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/4/276215.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/7/17/141093.html)
 
関連文章