四川省:副教授が連行され 警察は家族を脅迫
【明慧日本2013年8月10日】四川省の西南石油大学の副教授・李延鈞さんは6月26日、瀘州へ出張のため車でででかけた。しかし、そこで地元の警察が、李さんが法輪功の書籍などを持っていたことを理由に、李さんを瀘州留置場へ送り込んだ。
その後、江陽公安支局は李さんを新津洗脳班に移したにもかかわらず、李さんの妻に電話をして、「李さんは身柄拘束となった」と騙した。
その翌日までに夫が帰って来るのを望んでいた李さんの妻は、公安から何も知らせが来ないため、弁護士と共に、新都国保(国家安全保衛)大隊へ行き、夫の状況を尋ねた。しかし、それに対し、警察は李さんを勾留したことを否認し、騙していた。
6月27日、李さんの親戚は新津洗脳班に辿り着き、李さんとの面会を求めた。施設側は、「彼はここにいない。我々は政府機関の施設であるため、あなた達を騙すわけにはいかない。国保大隊に彼の行方を聞いてくれ」と返した。
李さんの親戚は施設側の強硬な態度に妥協せず、施設を出た後、壁で隔てられた外から李さんの名前を叫び続けた。すると、施設内で拘禁されている李さんは親戚の声が聞こえて、拘禁場所の2階から返事をしたうえで、24時間監禁されているなど施設内での迫害の実態を暴いた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)