四川省:年齢を改ざんされた法輪功修煉者 迫害される
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 【明慧日本2013年8月11日】四川省遂寧市の法輪功修煉者・胡延順さん(81歳女性)は2008年、法輪功を学んでいるという理由で警官に不当に連行された。同年4月23日、胡さんは県司法部門に年齢を76歳から70歳に改ざんされ、懲役9年の実刑判決を宣告された。その後、胡さんは上訴したが、何の返答もなかったという。

 胡さんは法輪功を学んで病気が治り、顔もつやつやしていて、朗らかで、いつも人に優しく接していた。しかし、「真、善、忍」の教えに従い、より良い人になるようにと目指していた胡さんは中共当局に迫害された。

 2008年、市公安局の警官は尾行、待ち伏せなどの手段で胡さんを監視していた。ある日、警官は突然、胡さんの自宅に不法に押し入って家宅捜索を行い、胡さんを県刑務所まで不当に連行した。

 県司法関係者は胡さんに迫害を加えようと、生まれ年を1932年から1938年に改ざんし、胡さんに懲役9年の重刑判決を宣告した。

 その後、胡さんは上訴したが、1年間も返答がなく、刑務所に拘禁され続けた。刑務所で、胡さんは夜勤や重労働を強いられたが、動きが少し遅れると、警官に大声で叱られた。

 その後、胡さんは成都市龍泉女子刑務所に拘禁されて迫害された。長期にわたって迫害された胡さんは、現在、自立生活ができず、記憶力が衰退し、よく知っている人でも認識することができない状態だ。

 1999年7.20、中共(中国共産党)当局が法輪功に対する迫害を開始してから、胡さんは自らの体験談を話し、法輪功に着せられた濡れ衣の真相を訴えたが、さまざまな迫害を受けた。

 2001年10月27日、胡さんは街で人々に法輪功が迫害されていることを伝える際、警官に「お前に一言だけ聞きたい、ついて来い」と言われ、パトカーに強引に押し込まれて刑務所まで連行された。その後、警官は胡さんの自宅の家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍、家財などを没収した。刑務所で国安(国家安全局)大隊の隊長・姚建春は、胡さんに「お前が共産党と対抗するなら、殺してやる」と脅迫した。胡さんは刑務所に12日間拘禁され、1500元をゆすり取られて解放された。

 2003年11月6日夜9時ごろ、8人の警官が突然、胡さんの家に不法侵入し、法輪功の関連書籍2冊、ラジカセ1台、煉功用テープなどを没収し、胡さんと胡さんの家を訪ねていた商売人2人を不当に連行した。2人の商売人は尋問を受けた後、解放されたが、国保(国家安全保衛)大隊の女性警官(40代)は、胡さんに「これらの法輪功のチラシの由来を言わなければ、お前を死ぬまで拘禁するぞ」と脅した。胡さんは23日間拘禁され、家族の保証で解放された。

 2005年4月13日、胡さんは蓬渓県の法輪功修煉者・彭香蓮さんの家を訪ねたとき、警官に蓬渓県刑務所まで不当に連行された。その後、懲役1年(刑務所外での執行)の実刑判決を宣告された。

 2006年2月22日、胡さんは法輪功が迫害されている事実を田舎の人々に伝えていたとき、警官に連行され、刑務所に25日間拘禁された。

  現在、81歳になった胡さんは引き続き、刑務所に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/7/23/277083.html)
 
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