ウクライナの法輪功修煉者 臓器狩り反対の署名呼びかける
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 【明慧日本2013年8月20日】法輪功修煉者たちは今月2日、ウクライナのクリミア半島で有名なリゾートとして知られるヤルタで、中共(中国共産党)により法輪功が迫害されている実態を人々に伝えた。

 この活動を通して、多くの人々が法輪功の素晴らしさを知ったと同時に、中共の法輪功に対する迫害事実を知り非常に驚いた。1999年7.20以降、中共は自らの利益と権力のために14年来、法輪功の信条である「真・善・忍」を敵視し、法輪功修煉者から臓器を摘出して販売するなど、数々の迫害を行なってきた。それに対して、各国の法輪功修煉者たちは、中共当局の悪意ある宣伝を信じてしまった人、法輪功を誹謗中傷する人、法輪功の真相を知らない人に真相を伝え続けてきた。

 ある観光客は法輪功のブースを見て、とても興味を持ち「中国商品は前から知っているように、世界のどこにも溢れ、どこでも安く売っていることが納得できない」と疑わしく話した。修煉者はこう説明した。「中国の収容所は金儲けの目的で修煉者たちに長時間、休みなく過酷な労役を与えています。この労役は、酷暑でも厳寒でも昼夜を問わず辛い労働を強い、たとえ修煉者は重荷が背中に担われ全身が震え、手足に力が入らなくなっても、労働を強制され、食事もろくに与えられません。このように、修煉者は入所してから、基本的人権に反する過酷な管理を受け続け、数々の迫害を繰り返し加えられ、人権を蹂躙されているのです」

 パネル資料を読んだ3人の若者は、ブースに辿り着く前のはしゃいだ様子がなくなり、全世界で伝えられている法輪功修煉者からの臓器狩りについて知り、法輪功の紹介を真剣に聞いた。その後、彼らは臓器の強制摘出に反対する活動を応援し、署名に参加した。

 ある中年女性は、法輪功が迫害されていることを聞いた後、自分の名前で署名しただけでなく、次から次へと他人の名前を入れ続けた。それを目にした修煉者は「署名は本人でないと、認められません」と説明すると、女性は「他人の名前とはいえ、私は彼らの母親だもの。子供たちの未来に責任を持つべき母親として彼らのためになることをすべき。しかも、彼らは信仰の厚い子達だから、この迫害の実態を目の当たりにすると、言うまでもなく署名に参加するに違いないわ」と答えた。

 ブースの前を通り過ぎようとした観光客は、パネル資料に目が引き、足を止めた。じっくりと内容を読み終わると、「中共は政治家ではない。彼らはごろつきと強盗のナチス集団だ」と憤慨して言い、署名に参加した。

 多くの通行人は修煉者たちに親指を立てて、「ありがとう」と励ました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/6/277764.html)
 
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