黒竜江省の法輪功修煉者 戒毒労働教養所で拷問される   
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 【明慧日本2013年8月25日】黒竜江省の崔秀雲さん(60代)は、佳木斯(ジャムス)市ゴム会社の財務係だが、法輪功を修煉してから健康になった。しかし14年来、何度も中共(中国共産党)の迫害に遭った。2012年9月、崔さんは再び中共の警官に連行され、その後は不当に労働教養を強いられた。現在、黒竜江省戒毒労働教養所で精神・肉体ともに苦しめられている。

 '崔秀云'

崔秀雲さん 

 2012年9月10日夜、友達の家を訪問した崔さんは 、扉をこじ開けて侵入してきた身分不明の数人に強制連行された。1カ月後、崔さんは労働教養2年を科され、黒竜江省戒毒労働教養所へ連行された。理由は崔さんが「真・善・忍」を信仰する法輪功修煉者であるからだ。 

 崔さんは労働教養所に連行された当日、記憶喪失の症状が現れた。これは高圧下での精神的な緊張により神経が乱れる現象である。このような状況でも、警官はそれを一切配慮せず、予定通りに崔さんを3カ月間、外界と遮断している洗脳班へ送った。 

 今回、7人の法輪功修煉者が洗脳班へ連行され、まず4大隊に拘禁された。ここは専ら法輪功修煉者を転向させる洗脳大隊だ。法輪功修煉者は毎日朝5時に起床、深夜10時~12時を回ってからようやく休むことができる。それから、小さい腰掛け(高さ30cm前後)に座ってテレビを見るよう強制され、その中身はすべて法輪功を誹謗中傷するなどの内容で、従わない、あるいは目を閉じれば、罵られ拷問を受ける。

长时间罚坐小凳子

長時間腰掛けに座らされる

 法輪功修煉者は毎日小さい腰掛けの上に座ることを強制された。すると、背中や腰が痛くなって、足はしびれて感覚を失い、臀部の痛みは耐えられないほどになる。

 戒毒労働教養所は拘禁されている人に名札を付けさせる。名札には「労教犯××」と記入されている。崔さんは法輪功修煉者が「真善忍」に従って良い人になろうとしており、犯罪者ではないとして、名札を付けることを拒否した。警官は怒り、崔さんを監視制御設備のない部屋へ引っ張って行くと、18日間 立ったままの姿勢を強制した。すると、崔さんに椎間板ヘルニアの症状が現れ、両足が太く腫れて、しかも紫色になり、最後に動悸が速くなってきて、気絶する寸前となったため、警官らは中断した。

 崔さんの息子が母親との面会に行った時、母のおぼつかない足どりとやつれた姿を見て、号泣したとう。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/16/278236.html)
 
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