【明慧日本2013年8月26日】黒竜江省ハルビン市の法輪功修煉者・李立国さん(36)は昨年、懲役5年6カ月の不当判決を宣告され、7月中旬に大慶市刑務所の警官に殴打された。
先月17日、李さんの父親(修煉者ではない)は息子が刑務所で暴行されたことを聞いて怒りを抑えきれず、翌日、面会を要求した。しかし、警官らは手を変え品を変え難題を吹っかけた。結局、半月経っても面会できなかった。
刑罰の実演:野蛮な殴打 |
李さんの父親は大慶司法局に陳情し、8月7日にやっと息子と面会できた。当時の李さんは右目が充血し、左腕は腫れ、目立つ傷跡がたくさんあった。李さんの話によると、目はよくなったが、腕が上がらないという。李さんの父親が殴られた理由を聞くと、監視の警官が急に入って来て、李さんに「何も話さないように」と脅した。
李さんの父親は大慶刑務所の警官らが「刑務所と労働機関の警官は法律を犯す、規律に違反する行為の処分規定」および「警官法」に違反したと主張した。そして、大慶検察院、大慶司法局および関連部門はこの事件に対して徹底的に調査することと、李さんに独立した司法制度を受ける権利、大慶刑務所の警官らの責任追究および懲罰を与えることを要求した。
2011年10月23日、李さんなど7人の法輪功修煉者はハルビン市通河県の警官に不当に連行され、その日の夜に通河県洗脳班に送られた。送られる途中、李さんは殴られて傷だらけになり、さらに腰を骨折したので応急手当をされた。入院中、4人の警官に監視され、殴打されたことがある。昨年2月23日、通河県裁判所は李さんに対して不正裁判を開廷した。李さんは懲役5年6カ月の不当判決を宣告された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)