馬三家労働教養所の灌食による殺人の実態
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 【明慧日本2013年8月26日】遼寧省の馬三家労働教養所は、法輪功修煉者を迫害する巣窟として利用されている。この施設は多数の法輪功修煉者を拘禁しているが、修煉者には米をほぼ与えず、栄養のないわずかな食料しか与えないので、ほとんどの人が栄養のバランスがとれずに健康状態が悪化し、各種の病気が発症している。そのうえ、修煉者は法輪功の修煉を止めないという理由で、スタンガンで電気ショックを加えられ、吊るし上げる拷問、独房監禁、ビンタを食らう、暴行、死人ベッドに縛り上げる拷問、睡眠のはく奪、灌食などで苦しめられている。また数人の修煉者は、トイレを独房にした狭くて苦しい環境下に拘禁されている。窓などは全て閉じられ、修煉者達は食事や排泄物なども密閉された高温多湿の環境で済ませなければならない。
 
拷問の実演:吊るし上げる拷問
 
 このように、修煉者たちは基本的人権に反する過酷な管理を受け続け、数々の拷問を繰り返し加えられ、人権を蹂躙されている。現在、同所は依然として中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策に追随し、修煉者たちを拘禁して迫害を加え続けている。
 
 下記は、法輪功修煉者・李宝傑さんが、同所で殺害されたのを目の当たりにした修煉者の証言に基づく迫害の状況である。
 
生前の李宝傑さん
 
 同所は修煉者たちに長時間、鼻にゴムの管を挿入して灌食を加えている。長期間の灌食で体は極度に衰弱し、動くことも困難になった李さんは心臓病が発症し、看守に症状を訴えた。それでも、ベッドから追い払われ、強硬な手段で手足を固定され、灌食を強制された。こうして、李さんは灌食により体に深刻な影響が出て、意識が朦朧となり倒れた。
 
拷問の実演:灌食
 
 その翌日、李さんは治療のために病院へ搬送された。しかし、情報筋によると、李さんはその後、迫害されて殺害されたという。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/16/278227.html)
 
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