黒竜江省:法輪功を学ぶ教師 不当連行される
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 【明慧日本2013年8月28日】黒竜江省勃利(ぼつり)県の610弁公室の警官らは今月13日午前8時頃、役人及び被害者の勤務先の上司と結託し、元数学教師で法輪功修煉者・王躍さん(51歳男性)を不当に連行した。

 王さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従い、学校では授業を真剣に行い、質の高い授業を行うことで学生や保護者から優秀な教師として高く評価され、周囲の誰もが認める良い人だった。

 しかし、中共(中国共産党)当局に圧力をかけられた学校側は、王さんに食堂で給食カードをチェックする作業を命じた。このような状況にもかかわらず、王さんは誰を恨むでもなく、与えられた仕事を法輪功の教えに基づいて誠実に行い、怠けることもなかった。汚職、横領などは一切なく、仕事を真面目にこなしていた王さんの清廉さを目にした同僚たちは、法輪功が道徳心の向上に良いことを実感し、その素晴らしさに驚いた。王さんは給食カードを持っていた学生が卒業した後、7~9元ほどの未使用の残高を自分のものにせず、それを全額学校側に返した。しかし、他の作業員によるそういった前例は一切なかったという。

 しかし、学校側は王さんに高い評価を与えるどころか、かえって、賃金などの待遇が低い荷物係を命じた。

 現在、不当に連行された王さんは行方不明になっている。この事件に関わった学校側は、王さんを洗脳班へ送ったことしか言わないという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/22/278507.html)
 
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