遼寧省:裁判長が真相隠蔽、無実の法輪功修煉者に不当判決
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 【明慧日本2013年9月3日】遼寧省の法輪功修煉者・陳桂蘭さんは3月3日午前9時頃、無料のDVDを人々に配布していたという理由で、警官に身柄を拘束された。

 その後、前進支局の刑事部門の警官は、陳さんの尋問に対する返答や態度が気に入らなかったとして、検察庁から逮捕状と拘禁状といった法的書類を入手した。さらに、前進支局、双塔検察院、双塔裁判所は互いに結託し、陳さんへの不当判決を企てた。

 8月9日、朝陽市双塔裁判所は陳さんに対して不正裁判を開廷し、懲役5~7年の判決を加えようとした。それに対して、北京の正義ある弁護士は、陳さんの無罪弁護に有力な証言を挙げ、さらに罪を捏造された偽物証・DVDの公開放映を求めた。

 しかし、裁判長は法廷で偽の証拠を元に裁判を行ったため、傍聴に来た大勢の家族や友人を恐れ、正義ある弁護士の弁護の前で、しどろもどろで答える言葉すら見つからなかった。最終的に、裁判長は何の結果も出せない状況下で、早々に閉廷し二審へ送ると宣告した。

 この件には、前進支局の局長・張志強、副局長・張金良、警官・王志仁、双塔検察庁・張暁東、周傑、双塔裁判所の裁判長・楊輝、裁判員・王克才、邱春陽らが関与したという。

 一方、「法輪功迫害を追跡調査する国際組織(World Organization to Investigate the Persecution of Falun Gong)」は6月6日、上記の加害者が陳さんを迫害することについての調査を行うことを正式に公示した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/31/278892.html)
 
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