河北省の女性教師 14年間迫害される
【明慧日本2013年9月6日】河北省の鹿泉市裁判所は先月29日、法輪功修煉者・却麗莉さんに対して不公平な裁判を開き、懲役5年から7年の判決を下そうとした。それに対して、北京の正義ある弁護士は、2011年12月23日午前、上荘派出所により法輪功を学んでいるという理由で連行されていた却さんの無罪に有力な証言を挙げた。また、起訴状で「邪教組織を利用したことは法律を犯すことになる」との罪を却さんに着せようとすることに対し、弁護士は直ちに、これらの通達は内部のものであり、法的効力を持っておらず、刑法に対する間違った理解の仕方だと指摘した。
しかし、法廷の場で裁判長は、偽の証拠をもとに裁判したため、傍聴に来た大勢の家族や友人を恐れ、正義ある弁護士の弁護の前で、しどろもどろで答える言葉すら見つからなかった。最終的に、裁判長は何の結果も出さないまま早々に閉廷した。
1999年7.20に法輪功が中共(中国共産党)当局に弾圧されて以来14年間、当時21歳だった却さんは、中共当局から一連の残酷な迫害を加えられ続けてきた。却さんは中共の弾圧政策のもと、洗脳班や労働教養所、刑務所へ繰り返し移送された。その不当監禁の回数は十数回にも及んだ。施設内の却さんは、自分の人生が崩壊したうえ、各種の残酷な拷問が行われ、肉体と精神の状況がひどくなるまで迫害を受け続けるという、苦しい生活を強いられた。このような状況にもかかわらず、却さんは「真・善・忍」の教えを固く信奉し、強靭な精神でこれを乗り越え、修煉者としての意志を堅持し続けた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)