黒竜江省で不当監禁の法輪功修煉者 舅の葬儀でも解放されず
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 【明慧日本2013年9月13日】中国は昔から「百善のうち親孝行が一番良いことである」と言われている。しかし、劉麗傑さん(43)の舅が亡くなった直後、70過ぎの母が遠くから劉さんを迎えに行ったが、黒竜江省戒毒労働教養所は、葬儀に参列することを許さなかった。

 2013年8月16日、78歳の舅が亡くなった。亡くなるまで、の疑問は解けないままだった。「息子の嫁は法輪功を修煉してから、10数年ずっと健康で、そのうえ親孝行をしてくれて、家族や親戚同士と仲が良いが、なぜ警官に連行されたのか? 罪がないのになぜ労働教養を科されたのか?」 

 今までは、劉さんの世話の下で、自転車に乗って戸外でトレーニングをしていた。去年10月、劉さんが連行された後、の病状が急激に悪化し、寝たきりになった。期間中、家族は何度も黒竜江省戒毒労働教養所に行き、事情を説明して家族の看病のため解放を求めたが、さまざまな口実をつけて拒否された。 

 8月17日午前、家族は労働教養所の課長・梁雪梅に電話をかけて実情を訴えた。梁は、葬儀中に帰らせることは可能で、用事を済ませたら労働教養所に戻らなければならないが、手続きが必要だという内容の話をした。当日の晩、劉さんの母は急いでハルビンへ向かった。 

 途中で、家族はまた、課長と副所長・武振東と通話した。梁と武は家族の到来に対して不愉快で、「死亡証明・町内の証明が必要だ」と言った。家族は「すべて用意しました」と答えた。梁と武はまた「省610弁公室・町内・現地の610弁公室などの許可が必要で、すべて揃えたとしても日曜日には公務ができない。月曜日にしても一日終わらない」と言った。それから、家族は電話してもずっと出なかった。 

 18日午前5時に家族は労働教養所に着いた。家族は大広間にいた2人の警官に真相を伝え、感動した2人の警官は梁に電話した。しかし、電話をした後に、警官は責任を人になすりつけ始め、家族を外で待たせた。 

 外で家族は梁と武に電話をかけたが、彼らは電話に出た途端すぐ切った。最後に家族はやむを得ず佳木斯市に戻るしかなかった。 

刘丽杰
劉麗傑さん 

 劉さんは1998年、ある機会に法輪功の創始者・李洪志先生の著作『轉法輪』を読んだ後、学識が該博な劉さんは法輪功の奥深い法理に感心し、修煉の道を歩み始めた。 

 法輪功は劉さんに健康な体をもたらしただけではなく、人生の真の意味を悟らせ、どうすれば良い人になれるのか、もっと良い人、高尚な人になれるのかを知らせた。しかし、1999年7.20に中国共産党は公然と法輪功を迫害した後、劉さんは少なくとも5回不当に拘禁され、2回佳木斯市向陽公安支局に連行され、3回佳木斯市留置場に拘禁された。 

 去年9月10日、劉さんと項暁波さん・崔秀雲さん・趙娟さん・張淑英さん・王英霞さん・任淑賢さん7人は、友達の家に訪問した際に佳木斯市公安局に連行された。10月に秘密裏に黒竜江省戒毒労働教養所に拘禁された劉さんは、禁閉室に監禁・小さい腰掛けに座らされる・睡眠を許されない・服を全部脱がされるなどの迫害を受けた。現在、項暁波さんさんは心神喪失になり、家族に迎えに来させた以外、他の6人は今なお拘禁されている。 

 関連部門: 

 (黒竜江省戒毒労働教養所は、また黒竜江省女子労働教養所と呼ばれ、黒竜江省ハルビン市に位置する。対外的には「黒竜江省戒毒心理リハビリセンター」と称し、実際には黒竜江省の女性の法輪功修煉者を迫害する主要な場所の一つ。) 

 一、「黒竜江省戒毒心理リハビリセンター」の看板を掲げている。外から見えたのは外来診察ビル。

 二、赤いマークの部分から中へ入り、約1㎞のところに黒竜江省戒毒労働教養所がある。ビルの入り口の左側に黒竜江省女子労働教養所の看板があって、右側に黒竜江省戒毒労働教養所の看板がある。 

 三、ビルの中の庭の中に戒毒労働教養所がある。赤いマークの場所は、法輪功修煉者を転向させる4大隊。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/8/29/278809.html)
 
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