文/河北省の大法弟子
二、真に自分を修めることを習得する
修煉を始めてからの一年間、私は家で本を読み、一人で修煉し、同修と接する機会はあまりありませんでした。2009年の後半、ある同修を救出するプロジェクトへの参加をきっかけに、私はある学法グループに加わりました(私が参加する前から、このグループは既に長い間存在していました)。そのグループに参加してから間もなく、邪悪の妨害により、グループ内のある同修がひどい「病業」に見舞われ、皆がその同修を助けようと一緒に発正念をし、絶えず交流を行い、徐々に本来なすべき同修を救出するプロジェクトが放置されるようになりました。そしてその間、同修間の意見の不一致や、論争、焦り、怨みなどなどの現状が現れ始め、皆が内に向けて探すのですが、半年間、同修の「病業」やグループ内の状況はあまり改善が見られませんでした。当時の私はグループ内の状況に焦りを感じ、一緒に学法しながら、皆で協力し、法を実証することをきちんと行わない状態は正しくないと思い、何回も提言しましたが、誰も反応がなく、私も消極的になりました。そしてその後、別の同修に他のプロジェクトを手伝ってほしいと頼まれ、私はそのままその学法グループから離れました。
グループを離れてから、この件について交流したある同修の話に私は心を打たれました。彼女はこう言いました。「修煉者が遭遇する全ての出来事は偶然なことはなく、そこに必ず修煉の要素が含まれています。学法グループの環境を整えるのは皆の責任です。しかも学法グループは師父が認められたことで、私達はそれを円融すべきではありませんか? あなたはグループ内の他人の不足にずっと注目してきましたが、あなた自身がその中で自分を着実に修めましたか? 全体を円融する責任を果たしましたか? そのままそっと離れて正しいですか? 自分の心性の問題を解決しなければ、再び他でその問題に遭遇します。その時あなたはどうしますか?」
法を得て日がまだ浅い私は三つのことを出来る限り実行し、自分が精進していると思っていました。時には古い同修があまり精進していない状態を見てうぬぼれて、古い同修との間にあまり差がないと感じ、取り除くべき顕示心や歓喜心、闘争心、そして自我に執着する心が却って膨張してきました。特に「修煉」とは何かを真に認識しておらず、内に向けて探しているものの、それは表面に留まり、法を持って生活の中での自分の言動の一つ一つ、考えや念の一つ一つを律することが出来ませんでした。言い換えれば、師父が要求されている「事々対照し、做すところ到るは是れ修なり」(『洪吟』「実修」)ができなかったのです。
「修煉はきわめて苦しく、非常に厳粛なことです」(『轉法輪』)という同修の指摘のおかげで、私は自分の着実な修煉を重視し始め、時々刻々、大法の教えを持って自分を判断し、生活や仕事の中で遭遇することに厳粛に対応し、随時に自分に言い聞かせています。私は修煉者で、大法弟子であり、仕事をこなすのではなく修煉しています。このとき、私は「修煉」の二文字から現れるこの上なく神聖な内包を感じました。
三、特技を発揮し、衆生を救う
去年の後半から、私は携帯電話を利用して真相を伝え始め、主にショートメッセージを発信しました。最初、私は明慧ネットから同修が書いたメッセージの内容をダウンロードし、違うルートから電話番号を収集してメッセージを送っていました。私は大法弟子を迫害する警察や検察部門を始め、普通の民衆の電話番号を集め、対象別に迫害を暴露する真相内容を送り、邪悪を暴露して、真相を伝えました。その後、私は自分でメッセージの内容を書き、邪悪による敏感な語彙への封鎖を避けるため、語彙選びで読者の理解に不便をもたらす事も度々ありました。時には、順調に送って来たメッセージは、送る回数が多すぎるために封鎖されることもありました。
去年の年末、私は偶然に携帯のサービスセンターからあるカラーメッセージを受け取りました。そのカラーメッセージは内容が豊富で、情報量も多く、絵も文章もりっぱで、真相伝えに使えばもっと効果的だと思いました。また、技術の面においても封鎖に引っかかりにくい点から、私はこのカラーメッセージを利用して真相を伝えようと決めました。しかし、私の周辺に使い方がわかる同修がおらず、私は自分の知っているコンピューターの知識を利用し、また、ネットサーフィンやソフトウェアの利用にわりと慣れている長所を生かして模索し、熟練してから他の同修と一緒に新しい真相伝えのプロジェクトを立ち上げようと考えました。
私は明慧ネットや天地行論壇で携帯によるカラーメッセージの関連情報を検索し、既に利用している同修がいることがわかりました。私は明慧ネットから同修が作ったカラーメッセージをダウンロードし、天地行論壇の同修が編集した行程に沿って、一つずつやり始めました。私が最初に利用したのは天語携帯で、グループ発信の機能がなく、写真添付や番号入力も全て手動で、時間がかかりました。時には子供に協力してもらい、長い間この方法で真相を伝えました。
ある日、同修が私の所にカラーメッセージの送信方法を学びに来て、数日後、彼女は別の同修がもっと良い方法でやっていることを伝えてくれました。こうして私はその同修から学び、自分でカラーメッセージの編集や制作方法もわかり、当地の状況や違う対象に応じて適切なカラーメッセージの内容を作るようになりました。常人の反応から見ても、効果は非常によかったのです。徐々に参加する同修が多くなり、皆が絶えず向上し、このプロジェクトも益々よくなってきました。
プロジェクトを行う中で、多くの体験があり、人心が少なく正念が強いとき、超常的な出来事がよく発生します。心が清らかで何の雑念もないとき、一枚50元の電話カードで数千通のカラーメッセージを送ることができます。衆生を救うことを常に念頭に置き、行いが法に符合すれば、法の威力が現れます。時に少し成果が得られれば、顕示心や歓喜心、成果を求める心が再び現れます。自我に執着し、自分を実証し、聞きたくない話を聴こうとしないとき、私は自分に警鐘を鳴らし、その人心をすばやくキャッチし、取り除き、解体するようにしています。衆生を救うことは自分を修めることでもあります。
この間、邪悪の封鎖によって、私たちが送り出したメッセージのほとんどは届けることができなくなってしまい、同修たちは焦りを感じました。皆で交流の結果、法を正す進展が進み、邪悪が益々少なくなって、人へのコントロールの力も少なくなりました。衆生は目覚め、真相を受け入れやすくなってきており、カラーメッセージの豊富な内容は真相伝えに最も適合し、このプロジェクトも益々良くなっていくはずです。プロジェクトに参加している同修の一人一人がその中で自分の力を発揮し、協力し合い、全体を円融し、衆生を救う中で自分の誓約を果たしていることに確信を持つようになりました。
私は修煉の時間が短く、まだ多くの不足があります。例えば学法の時に集中できず、発正念のとき頭に雑念が多く、恐れる心やあれこれを考えすぎる心の影響で真相を伝え、衆生を救うことがうまくできず、嫉妬心や闘争心、色欲の心、名利を求める心などの人心が多くあります。今後の修煉の道のりにおいて私は奮い立ち、機縁を大切にして自分をきちんと修め、正真正銘の法を正す時期の大法弟子になれるよう心から願っています。
偉大なる師尊に感謝し、修煉において助けて下さった全ての同修たちに感謝します!
合掌!
(完)