文/台湾の大法弟子
【明慧日本2013年9月21日】
師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
私は2002年に修煉を始め、尊師の慈悲の加護の下で高校生から一人の医師になりました。様々な環境の中で法を正す師に手伝って、衆生を救い済度してきました。この十数年の修煉体験を、今日この場をお借りして師父にご報告します。また、弟子が協調人と台湾の大法弟子の医師達に協力し、医学界に真相を伝える修煉体験も共に分かち合いたいと思います。
一、 全世界の衆生が私たちの前に並ぶ
近年、神韻を広める過程の中で、台湾の大法弟子の医師たちは、互いに協力して真相を伝える体制をゆっくりと形成しました。2012年2月以来、中国本土の情勢は大きな変化が現れて、中共(中国共産党)が生きた人間から臓器を狩りとる卑劣な行為は、次第に国際的な関心を集めました。ある交流会で、普段は接触しにくい団体の医師に真相を伝えていた時に、突然師父の説法が脳裏に浮かんできました。「皆さんは今単なる個人の修煉の問題や、限られた人の済度などに対処しているのではありません。皆さんは全人類を済度しなければならず、とりわけ中国人です」(『シカゴ市法会での説法』)。不意に私達はいつも自分の能力と使命を小さい事の様に思ってしまうことがありますが、私達が直面しているのは身の回りの職場環境にいる衆生や台湾の医療界と民衆だけでなく、全世界の衆生がすべて私達の目の前に並んでいるのです。人手は比較的多く、その上とても良い環境があるので、交流できる台湾の大法弟子の医師達は更に全体の力を現すべく、大法弟子の使命を実践し、同時にその力を発揮しながら常人の医師を通して局面を打開し、全世界に中共が生きた人間から臓器狩りをしている真相を伝えることを支援し、全力で衆生を救い済度しているのです。
当時、この一念を出して自分の世界が震動しているのを感じましたが、具体的にどのようにすべきか分かりませんでした。しかし間もなく、師父が法を正す情勢が見えてきました。9月に、生きた人間から臓器を狩る罪悪な行為が中国本土及び全世界で広く明らかになったのです。台湾の同修との交流を通じて、台湾の医療界と中国大陸の関係は比較的密接していることに触れ、何人かの医師と患者は無意識のうちに中共が生きた法輪功修煉者から臓器を摘出する共犯者にされていること、さらに多くの医学界の人たちに、私達が長期にわたり真相を伝えることは未開拓の分野であることがわかりました。
そのため交流後に、各地の異なる情況によって協調人が段取りをし、広く医学界及び医療関係の人に真相を伝え、署名を集めることによって衆生に自分の位置を決めさせることを決定しました。行動しているうちに、多くの医師同修が続々と参与して来て、全体を形成したのです。台湾各地の学習者はそれぞれの力を発揮して、様々な方法で医学界の衆生に接触し、慈悲に衆生の善念を啓発した結果、多くの医師達も迷わず署名し支持を示しました。
二、 医学年次例会で直接真相を伝える
さらに多くの医学界の衆生に接触するため、交流後に医学年次例会の場所に向かうことを決定し、より多くの医師に比較的リラックスした環境の下で真相を理解してもらうことになりました。最初は、初めてのことで皆どのようにスタートすればよいか分かりませんでしたが、学法と交流を通して、更にこの事の重要性を理解し、医学界の衆生の執着と観念に沿って真相を伝え、どのようにすれば衆生が千万年待ち望んでいることを呼び覚ますことができるのかはっきり分かるようになりました。
第1回の医学年次例会への出陣では他の空間の圧力を大きく感じましたが、私は心の中で必ず妨害を突き破って、医学界に真相を伝える場を打開しなければならないと確信しました。正念を発した時に、他の空間にある私の体はますます大きくなって、天頂にとどき独尊して、会場を覆って邪悪な原因を抑えていました。先生は更に高いところで私達をサポートしておられました。私は心で師父の詩を思い出しました。「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」(『洪吟二』「法正乾坤」)。一枚一枚のビラ、一つ一つの言葉はすべて鋭い刀物のように妨害を突き破って慈悲に衆生を呼び覚ましました。
第1回の経験の後、参与した同修達と検討しながら、方向を修正しつつ、後に何回か開催された医学の年次例会で、私達は次第に更に正規化し、更に常人に受け入れられる方法で、医学の年次例会の会場内に正式にブースを設け真相を伝えることができました。20~30人の同修達は会場の中で行き来する数千人の医師に直面し、すべての機縁をしっかり掴んで、衆生が助かるいかなる機会も見逃しませんでした。同修の慈悲且つ正念の場の中に身を置く私は人を助けるエネルギーが生命の深い所から湧きだして、しばしば一言で相手を静かにさせ、数十秒間話を聞いた後、衆生は真相を分かり目が輝き、署名で支持をするだけではなく、更に自ら次に何をすればよいかを尋ねる医師や、自ら真相DVDを求める医師もいました。その医師は病院内でそれを放送し、患者に中国大陸で発生した、このような血生臭い迫害を伝えると言いました。大法弟子の慈悲と正念は衆生が真相を聞き助かる場を主導していると深く感じました。
一度、真相資料を準備していたところ、雑念から妨害が絶えず入りました。正念を発してそれを取り除く時に、私はどうして多くの執着心を捨てられないか探した時、「法は第一である」ということが明確になりました。そうです。大法は第一なのです。私達の修煉後の生命は師父の大きな慈悲と「真・善・忍」の新宇宙の中に構成され、師父と大法は私達の生命のすべてです。まだ何を捨てられないのでしょうか?
修煉中に、私の心の深い所に私に属するものが存在していることをしばしば感じました。自分をどのように高めようと、そのものは執拗に存在し、なかなか取り除くことができませんでした。しかし、この一念が正されると同時に、突然このような状態がほとんど瞬時に消えてなくなりました。師父が直接取り除いてくださったように感じました。数日間続けて、非常にはっきりと再度師父のおっしゃることを体得しました。「どんな事をしていても自分が大法の為にやっているとか、大法の為にどうすべきとか、大法の為にどのようにすればよりよく行なえるのかなどとは全く考えていないのです。自分を大法の中に置き、大法の中の一粒子として、何かをしているとき、それは私がすべき事だと思っていることをしています」(『北米五大湖地区法会での説法』)
旧宇宙の生命は自分の不足を認識しにくいもので、認識できても転換させる力がありません。師父は私達が法を正す師に手伝って衆生を救い済度する願い及び自分を正す純粋な一念を見られて、私達の生命の源から、古い不正な根本的な状態を徹底的に変えて下さったのです。
ある外科の医学年次例会に、当時台湾の同修は皆、神韻を広めるためにほとんどの同修が来ることができませんでした。私は自分が続けてやるべきかを聞いたのです。この2~3千人の外科医たちは私達が現段階において真相を伝える重要な対象だけでなく、彼らが千万年待っていた機縁はもしかしたらこの時ではないか、もしこの時を逃してしまえば永遠に救われる機縁がなくなるかもしれないと思い、心の中にこの一念が生じました。「たとえ一人だけでも、私は行きます」。最初、もう一人の同修と協力しても数千人の一人一人に直面して真相を伝えるのはほとんど無理だと思いましたが、この一念を固めた後に、私にかつてない強大な慈悲、正のエネルギーが感じられ、触れるところすべて、毎次元の粒子の空間を貫いて満たしたのです。衆生は歩いてきて、資料を受け取り去って行き、その眼差しの中に真相が分かった後の喜びが輝いていました。更に、発正念の威力は私達の次元及び法理上の認識が絶えず高まるにつれて昇華していくことを体得することができました。
2カ月間真相を伝える中で、各地の同修は数万人医師達と触れ合いました。その中のおよそ6千人が医療関係に従事する方たちで、3千人の医師を含めて、連名で中国共産党が生きたままの法輪功学習者の臓器を摘出する犯罪を厳しく非難し、政府と国際組織の関心を集め、迫害制止を呼びかけています。
(続く)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/5/28/140162.html)