寧夏回族自治区:元教師が不当連行・拘禁される
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 【明慧日本2013年9月26日】寧夏回族自治区の中衛市公安局は今月15日、令状の提示もなく尤海軍さん(43)の家に押し入り、居合わせた丁発棟さん(51歳男性)を連行し、丁さんを留置場へ送り込んだ。

 元教師の丁さんは1998年に法輪功を修煉してから、心身ともに健康になった。しかし、法輪功への弾圧政策のもとで、これまでに4回も労働教養処分を科された。

 銀川留置場で丁さんは独房に監禁され、冷たい空気にさらされ、全身を縛り上げられる虎の椅子による拷問を連続三日間受けた。

拷問の実演:虎の椅子

 寧夏労働教養所で、丁さんは10数人が監禁されていた洗脳班に入れられた。そこでは、減刑などの言葉で動揺させ、修煉者の意志を削り、残酷な拷問を通して、修煉者を転向させる。その後、丁さんの家族は留置場の面会場所で丁さんと面会した。丁さんは顔色が白く、立つことも困難になり、正常に歩くことができず、ふらふらしたり、脚をひきずったりして移動していた。丁さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。

 2005年、3年間にわたって労働教養処分を受けた丁さんは、家に戻った。そのときには、やつれて見る影もなく、骨と皮ばかりに痩せこけていた。

 現在、丁さんは4度目の労働教養処分で2年の獄中生活を強いられているものの、なお今回の迫害により強制連行された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/23/280217.html)
 
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