バンクーバーの中国領事館前で反迫害の抗議活動
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 【明慧日本2013年10月5日】バンクーバーの法輪功修煉者は、2013年9月7日と14日、中国領事館の前で抗議活動を行った。100人程の法輪功修煉者が全長100mにもわたって真相横断幕を並べた。車の往来が盛んなグランヴィル街頭(Granville Street)で、この活動は人目を引き、人々は車から手を伸ばして、法輪功修煉者に手を振っていた。ほかにもVサインをしたり、支持を表すクラクションがあちこちから聞こえていた。

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'溫哥華學員在中領館前拉起真相長城抗議迫害持續'

バンクーバーの修煉者が中国領事館の前で、真相の横断幕を並べ迫害への抗議を続けた

 バンクーバーの修煉者は2001年8月から、中国領事館前で抗議を行ってきた。すでに12年間も続けている。彼らは苦労をいとわず、自分の休日を抗議活動のために使っている。なぜ、彼らは毎年欠かさず、中国領事館前で抗議をしているのだろうか? 

 労動教養所は一部閉鎖されたが、迫害はなおも続いている

 法輪功修煉者の曹さん(女性)は、「メディアでは中共(中国共産党)が法輪功修煉者を迫害しているいくつかの労動教養所を閉鎖し、人々に迫害が軽減されているように感じさせています。しかし実態は大陸の修煉者からの情報で分かるように、いくつかの労動教養所は閉鎖されたものの、迫害の情勢は変わっていません。多くの修煉者は依然として刑務所・洗脳班で残虐な拷問を受けています。絶え間なく法輪功修煉者は捕まえられ、法輪功に対する生体臓器狩りはまだ継続されていて、中共(中国共産党)は今でも嘘をつき続けています」と語った。

 「私達はここに来て、人々にこの事実を伝え、中共の悪行を暴き出そうとしています。もちろん本当の真相は、恐らく中共が崩壊した後でようやく全てが現れるでしょう」

 陳さんは中国領事館の前で長期間にわたり抗議活動を続けている修煉者の内の一人。以前24時間連続で抗議活動が行われた際、陳さんは週に一回は徹夜で中国領事館の前で抗議をした。彼女は約8年間もこの抗議活動を続け、ここで大陸の法輪功修煉者のために発言している。労動教養所は閉鎖されても法輪功修煉者はまだ中に閉じ込められている。そして中共の迫害はすべての中国人、異議のある人、香港の同胞にまで及んでいる。陳さんは「私達が法輪功迫害に対して抗議することは、迫害を受けている全ての人のために抗議をしていることです」と語った。

 人に真相を伝えることは彼を救っているのです

 趙さん(女性)は、長い間中国人に真相を伝え続けており、中国領事館は中共の海外機関であり、ここで抗議活動を行うことで、多くの人に法輪功について知ってもらっているという。法輪功と言うと、多くの人は「あ、法輪功か。グランヴィル街(Granville Street)だね」と言っている。趙さんは一度、あるガイドが大陸から来た旅行団に紹介していることを耳にした。「ここは中国領事館で、法輪功修煉者は迫害に抗議しています」。 1人の観光客が「法輪功修煉者はここにいることで、警官から干渉されませんか?」と聞くと、ガイドは「警官は法輪功修煉者を保護しているのです」と言った。たくさんの観光客は感嘆して「中国はこことちょうど逆です」と言った

 趙さんは、真相がたくさんの人を変化させたという。中国領事館の職員の中にも、真相を知っている人がいる。趙さんは空港でよく中国領事館の職員と出会うが、ある人は彼女に近付いて、彼女に「私は信仰の自由を支持します」と言った。ある総領事は、彼女と20数分かけて語り合い、真相を聞いていた。また、ある人は周囲に人がいないことを確認した後、こっそりと「すぐに私に資料を1部ください」と言った。

 もっと多くの人が大法から受益するよう望みます

 瀋陽から来た荊天さん(女性)は、「私がここに来るのは、もっと多くの人が大法を調べたり、もっと多くの人が大法から利益を受けることを望んでからです」と語った。荊天さんは以前、心臓病・腎臓病があったが煉功をした後すべての症状が無くなった。荊天さんは中共から残酷な迫害を受けて、2回不法に刑罰を下された。1回目は懲役10年、2回目は懲役13年だった。荊天さんは「しかし迫害は私が大法を修煉する心を変えることができない」と力強く語った。

 「私達はここに横断幕を掲げ、大法のすばらしさを衆生に伝え、もっと多くの人が大法から享受するよう望んでいます。往来の車の中の多くの人が私達を支持し、励ましてくれています。情勢はますます良くなっています。現在、法輪功を学びに来る人は多くなり、生体臓器狩り反対の署名に積極的にサインする人も多くなりました。人々が明確に理解するようになり、自分の未来のために選択しているのです」と言う。

 一緒に迫害を阻止しましょう

 抗議活動の協調人・方さんは「中共の法輪功迫害はすでに14年になり、その上いまだに継続しています。迫害の残酷さは想像しにくいのです。私達はここで人々の関心を引き起こしたいので、皆でこの迫害を阻止しに来ています」と語った。

 方さんは法輪功を修煉して10数年になる。以前は多種の慢性病を患っていた。しかし法輪功を修煉してから、すべての病気がいつの間にか全て無くなった。それから10数年、病気知らずで、いかなる薬も飲む必要が無くなった。すでに70代の方さんの体はとても良く、日々奔走しても疲労を感じることがないという。

 方さんは「もっと多くの人が中国で発生している事に関心を持つように望んでいます。中共の邪悪な本質をはっきり認識し、歴史のこの肝心な時期に自分を誤らせないでください」と語った。

 米国から来た女性も毎回、抗議活動に参加している。彼女は「心の中で、やはり中共の独裁統治下の同胞、中共の嘘により害毒を受けている海外の華人のことを考えています。古人は、頭上三尺に神霊がいると言っています。世の中の人が正義・良知を選ぶように望んでいます。私達と一緒に、14年間続いている迫害を阻止しましょう」と語った。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/17/279682.html)
 
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