シカゴの法輪功パレード 参加者の願い
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 【明慧日本2013年10月6日】シカゴに秋晴れの青空が広がった先月14日、米国中部の法輪功修煉者が続々とシカゴの南部に位置するチャイナタウンに到着した。そして正午、「真相を伝え、迫害に反対し、三退を呼びかける」パレードを開始した。これは米国中部の法輪大法学会が主催する年1度の大型イベントである。パレードの翌日は、修煉体験の交流会を行った。

芝城法輪功遊行從南華埠永活街南端出發。

シカゴ    の法輪功修煉者によるパレード チャイナタウンのウェントワース通り南端から出発した

美中法輪功學員芝城南華埠遊行聲勢浩大。

法輪功修煉者がシカゴのチャイナタウンでパレード

花車上的<span class='voca' kid='86'>功法</span>演示

花車の上で功法の実演

剛剛接到法輪功傳單的美國人用手機拍照發短信。

法輪功のチラシを受け取ったアメリカ人が、パレードの様子を携帯電話で写真に撮り、ショートメッセージで友人に発信した

華人人用I-Pad記錄法輪功遊行的震撼場景。

中国人がiPadで法輪功のパレードを撮影

 一、中国人が真相を知る

 14日昼ごろ、シカゴ警察の先導のもとに、法輪功のパレードがスタートした。横断幕の隊列が登場し、続いて花車の上で功法を実演する修煉者たち、そして腰太鼓隊が後ろに続き、迫害反対と脱党を呼びかける隊列が並んだ。チャイナタウンのウェントワース通りの南端から出発して、北へ向かい、「天下為公」ビルを経由した後で西へ、チャイナタウン広場を通って、最後は再びウェントワース通りに戻った。

 当日、ちょうどチャイナタウン広場で中秋祭りが催され、観光客がとても多かった。法輪功のパレードを見物している中国人や西洋人の住民や観光客が、次から次へと携帯電話、カメラ、iPadなどを取り出して、この壮大な場面を撮影していた。米国中部の法輪大法学会メンバーの劉伊さんは、「チャイナタウンはとても特殊な地区であり、毎年ここでこのような大型イベントを催す目的は、チャイナタウンの住民と、中国に興味を持っている人に、法輪功の素晴らしさを伝えることで、各界が共に中共(中国共産党)の法輪功に対する迫害を制止することを望んでいる」と述べた。

 法輪功修煉者の12年間に及ぶたゆまない努力により、残酷に迫害されている実態を知った海外の中国人は、法輪功に対する態度が大きく変わった。これは誰の目にも明白だ。1999年に迫害が始まった時、中共は全力を尽くして法輪功への誹謗中傷を宣伝し、多くの中国人が法輪功に対して敵視するようになった。2000年の初めごろを思い出すと、法輪功がチャイナタウンでパレードをすると、多くの人は指さして、「愛国ではない」などと言っていた。しかし今、中国人の住民の態度は全く変わった。ある年配の華僑は友人に広東語で「中国は良いが、中共は良くない」と話した。人々はすでにはっきりと中共が中国を代表していないことを理解している。

 今年5月、中国本土から米国に来た、清華大学出身の法輪功修煉者・虞さんは、「パレードの一員として歩いてみて、チャイナタウンの民衆の法輪功に対する熱烈な歓迎を感じた」と話した。

 二、不当監禁から解放された修煉者の願い

 パレード隊列の中に、中国本土で残酷な迫害を受け、監禁から解放され、自由な土地に来た法輪功修煉者がいた。この自由の素晴らしさを経験する以外、彼らの最大の願いは、世間の人々に真相を知ってもらうことだ。

 虞さんは「一面、自由の土地で、私達は自由に信奉することもできるし、自由に表現することもできる。このような基本的な人権は中共の統治下の中国本土では、一般民衆はなかなか享受できない。しかし、このような統治は世界でますます少なくなっている」と述べた。

 王さんは、中共に懲役8年の不当判決を下されたことがあり、8年6カ月にわたって拘禁された。彼がアメリカに来てから、法輪功パレードに参加するのは今日が2回目となる。彼は「今日は太鼓の音が響き渡り、多くの人が注目し、非常に感動的だ。このような光景は、中国本土では想像することすらできない」と話す。残虐な拷問の苦難に耐えてきた王さんは、「今日はチャイナタウンで行なわれたが、こんなに盛大なパレードは、より多くの中国人に法輪功が正法だということを知ってもらうこともできるし、中共の法輪功に対する迫害の実態をはっきりさせる事はとても重要な意味があると感じている。このようなイベントがたくさん開催されることを望む。私もたくさん参加して、人々に真相を伝えたい。これが私の最大の願いだ」と語った。

  三、西洋人の法輪功修煉者の不思議な体験

 パレード隊列の中には多くの西洋人の法輪功修煉者もいた。早期にロシアから来たマリーナさんとジョージさん夫妻が法輪功に出会ったストーリーは、本当にとても不思議だ。

西人法輪功學員瑪麗娜(中)和喬治(左)與華人法輪功學員在一起

中国人の法輪功修煉者と一緒にいるマリーナさん(中)とジョージさん(左)

 マリーナさんの話によると、以前、彼女は多くの慢性病を患って、全身が痛く、毎日鎮痛剤から離れられなかったという。医者に治療を頼むと同時に、ヨガなどの気功も習ったが、何の足しにもならなかった。2011年のクリスマス前夜、マリーナさんはとても寝つきにくかった。彼女はベッドの上に座って、心の中で苦しみながら「主よ、私はどうしたら良いのですか?」と語りかけ、ぼんやりした中でだんだんと眠りに入った。

 2012年の初め、妻がとても苦しんでいる状態を見て、マリーナさんの夫のジョージさんはネット上で治療法を探し求めていたところ、突然、法輪功を発見した。この功法の効果がどうなのかは分からないが、妻に教える前に、ジョージさんは自分でネット上の煉功ビデオに照らして先に学び始めた。ジョージさんは「非常に不思議で、私は抱輪(第二式功法)をする時、両腕の間にエネルギーを感じた。私はまだ本を見たこともないが…」と思った。そして、彼は妻に法輪功を紹介し、彼女に煉功を教えた。その結果、1週間も経たないうちに、奇跡が起きた!

 マリーナさんはシカゴ市街区で仕事をしており、家は郊外にあり、毎日通勤の列車に乗っている。彼女が法輪功を修煉してまだ一週間にも満たない時、ある日、退勤するのが少し遅くて、列車に乗るためマリーナさんはずっと小走りした。ふだん、彼女はこの道がとても長いと感じて、乗車した後にいつも息を切らせていたのだが、その日は走って10分も経たずに着いた。更にとても不思議なのは、列車に座って、マリーナさんは突然、自分の息があがっていないことに気づき、鼓動もそんなに早くなかった。彼女は興奮して携帯電話を取って、矢も盾もたまらず先生に教えて、「法輪功は本当に効果絶大です!」と叫んだ。それから、彼ら夫妻は時間通りに現地の学法グループの学法と煉功に参加して、全身のあらゆる頑固な病気がすべてなくなった。

 そして、マリーナさんの81歳の父も最近、法輪功を学び始めたという。マリーナさんは、法輪大法を学んで多くの恩恵を受けた。彼女は、今後もずっと多くの人に真相を伝え、この迫害が早く終わることを望んでいると語った。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2013/9/15/279594.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/9/18/142090.html)
 
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