【明慧日本2013年10月6日】黒竜江省の勃利(ぼつり)県610弁公室の主任・趙鵬飛と賀威は今年8月13日午前8時頃、6人の警官を率いて、県教育委員会と第7中学校責任者の結託の下、勤務中の教師・王躍さんを不当に連行した。
王さんは鶴崗の洗脳班まで連行されて1カ月近く、洗脳による迫害を受けた。先月11日午後、帰宅した王さんはまだ妻と会ってもいないうちに、主任・趙はすぐに勃利県職業学校へ行き、勤務中の王さんの妻・劉玉美さん(修煉者)を不当に連行した。現在、劉さんは七台河市の六呂県教育委員会に拘禁されている。
趙は、ブラックリストにある法輪功修煉者を1人ずつ洗脳班へ連行し、「転向させてやる」と言いふらしている。
勃利県610弁公室は、今回の迫害を前々から計画していた。今年の前半、県610弁公室は教育部門の法輪功修煉者に対して、必ず「三書」(反省書・保証書・決裂書)を書くように強制し「書かなければ洗脳班に連行して迫害する」と言明した。
休校日の8月初め、県610弁公室の人員が7中学校へ行った時、校長・張鳳春は「用事がある」と言って王さんを学校まで呼び出したが、王さんは行かなかった。その後、王さんは家の周りで待ち伏せている警官に気づいたが、警官らは数日後には引き上げて行った。
8月13日、学校が始まった日、趙鵬飛・賀威は教育委員会の肖作峰と結託し、7中学校の校長・石凡生の黙認を得て、王さんを連行することを決定した。同時に、7中学校に1万元の転向費用と他の費用を要求した。当日、学校側は王さんの仕事を次の人に引き継がせたため、王さんは「何かある」と感じた。しばらくして、趙は6人の警官を引き連れ、王さんを強引に車の中に押し込んだ。
王さんの兄は、王さんを拘禁している場所をいろいろな人に尋ねたが、趙らは教えなかった。教育委員会の肖と7中学校の校長も教えなかったという。
17日後、王さんの娘が激しく泣き叫んだため、ようやく父親と通話することが許された。趙は「父親に早く『転向』するように言え。転向しないなら、両親の給料を全部止めて、お前がどうやって生活するかを見届けてやる」と脅迫した。今回の通話で、王さんは鶴崗洗脳班に拘禁されていることが分かった。王さんは同施設で滅多打ちにされ、法輪功を中傷するビデオを強制的に見せられるなど、精神的・肉体的に迫害されているという。
勃利県610弁公室の主任・趙鵬飛、勃利県の教育委員会は、給料を止める・停職させる・給料を差し引く・職務を下げる・通報するなどの手段で法輪功修煉者を迫害している。