【明慧日本2013年10月11日】遼寧省鉄嶺(てつれい)市の法輪功修煉者・劉慶玉さん(40代男性)は先月12日、市公安局清河支局の警官に不当に連行され、市刑務所に拘禁された。刑務所で劉さんは不当拘禁に断食で抗議を行ったが、野蛮に灌食をされ、10数日間で危篤に陥った。
劉さんの姉は清河支局へ行き、劉さんの案件の担当者・趙柏峰に「弟が死んだら、あなたを訴える」と言ったが、趙は「お前の弟は今、刑務所にいるから、俺とは関係ない」と言った。家族は刑務所へ行って、劉さんの解放を求めたが、刑務所側は劉さんを解放せず、毎日、劉さんに灌食を続けた。
拷問の実演:野蛮に灌食される |
劉さんの妻・尹麗萍さんはかつて、中共(中国共産党)当局に6カ所の労働教養所に拘禁されたことがある。馬三家労動教養所に拘禁されたとき、尹さんは男性受刑者の部屋に入れられ、拷問や侮辱など非人道的な迫害を受けたため、下半身が麻痺し、心身共にいまだに回復できていない。
劉さんは鉄嶺市にある病院の医者である。劉さんは法輪功を学んでいるという理由で、中共(中国共産党)当局に数回不当に連行され、3回、労働教養処分を下されて教養所に拘禁された。劉さんにとって、今回の不当連行は4度目である。
数年来、劉さん夫婦は中共当局の連行を避けるため、家に帰れず、放浪生活を余儀なくされた。今年、第12回全国体育大会前後、遼寧省各地で法輪功修煉者に対する大規模な連行事件が起こり、劉さんは先月12日に連行された。
劉さんが刑務所に拘禁された後、家族は弁護士を雇った。弁護士は1度、刑務所へ行って劉さんと面会したが、刑務所側に何を言われたのかは不明であるが、その後、その弁護士は「劉さんの案件を受け入れない」と家族に伝えたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)